2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/3/31 月曜日

カウントダウン/大阪公開/納品

いよいよ公開が今週末に迫ってきた。わずかなつてを頼って、ぜひ、公開初日に足を運んでもらえるよう、お願いしなくちゃいけない。映画の興行はシビアなもんで、初日に入らない映画はヒットしない。だからなんとしても初日に来て欲しい、というのが正直な気持ちだ。

先週末出来上がったパンフレットを執筆者・関係者に郵送する。

大阪公開の正式な時間が決まった。

シネ・ヌーヴォ

4月26日(土)~5月2日(金)10:50~
5月3日(土)~16日(金) 20:40~
※初日(4/26)本田監督の舞台挨拶あり
※4月26日はヌーヴォXにて本田監督の旧作を上映する特集あり

前売 1400円 当日 1700円

場所:大阪市西区九条1-20-24
問い合わせ:Tel/06-6582-1416

http://www.cinenouveau.com/

という感じです。前にも書きましたが、東京公開が終わると約12時間後には大阪公開が始まります。

夜、ユーロスペースへパンフレット(これは量があるから宅急便だけど)などの物販物を納品。上映テープを渡す。ああ、本当に公開なんだ、という実感が・・・あるような・・・ないような・・・。

夜、まことに不愉快なニュースを見た。映画『靖国』がついに公開断念に追い込まれたらしい。http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFCN0013374/index.html監督の李纓さんとは随分前になるが一緒に仕事をしていたことがある。僕自身は映画『靖国』はまだ見ていなくて、見るのを楽しみにしていた。その機会が奪われてしまった。腹立たしい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:49

2008/3/30 日曜日

休息

と書くと、なんだか優雅だが、ただぼーっとしてただけ。それ以上でも、以下でもなし。

未分類 — text by 本田孝義 @ 16:35:16

2008/3/29 土曜日

ああ、上映会2

午後12時に、感染研裁判の本の編集会議。とりあえず、僕のほうは自分の執筆分を示せて、とりあえず、ほっとする。字句の修正等はあるにしても。

で、偶然は重なるもので、午後3時からは『科学者として』上映。5時からは『ニュータウン物語』上映。

正直言って、入りは悪い。まあ、原因は色々あると思うのだが、来週の『船、山にのぼる』公開に向けて、楽観するな、というどこかからの戒めと思っておこう。

とは言え、同級生との再会もあったし、一昨日から続けて見てくださった方もいたし、そして何より、自分の歩みを確認できたのはよかった、と思う。

映画は一日にしてならず。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:37:19

パンフが出来た!/パーティー

少し前からあれこれ作業をしていたパンフレットの印刷が今日出来た。とりあえず間に合ってほっとした、という気持ちが先にたって、さて、内容のほうは・・・まで頭が回らなかった。とにかく出来たものはちゃんと売らないとね。

夜、BankARTにて、いろんなことを兼ねたパーティー。NYKが4月から本格的に改修に入ることや、横浜市が文化庁の賞を受賞したことや、池田さんの芸術選奨授賞など。池田さんを始め、お世話になった方が多数おられたので、出来立てほやほやのパンフレットを渡す。ついでに、BankARTでも売ってもらうことになったので、さっそく販売開始。とりあえず、20冊納品。

何人かの方々から「映画がよかった」とか「評判がいいですね」と声を掛けていただく。そりゃあ、さすがにうれしい。でも、映画の上映はあくまでも「興行」だから、ふたを開けてみるまで分からない。評価の高い映画がこけたり、つまんない映画がヒットしたり。だから、来週の5日まで不安はつきまじ。

そうは言っても、不評の噂が聞こえてくるよりはいいに決まってますけどね。

明日は、再び旧作、2本のドキュメンタリーの上映会。こちらも、はたして人が来るのか、胃が痛い。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:15:43

2008/3/28 金曜日

ああ、上映会

細かいことは色々あるが、今日はなんと言っても上映会。何度やってもこういう時は人が来るのか気になり、落ち着かず、胃が痛い。特に今日はなんだか変な(?)プログラムを組んだし。

まあ、そのせいか、案の定、人の入りは正直言ってよくなかった。幸先悪いなあ、とも思うが気を取り直して、とにかく用意した作品を上映しては話をし、を繰り替えす。ちょっとしゃべりすぎて時間をオーバーしてしまった。

幸いにも見てくださった方々には好評だったようで、ほっとする。僕の気持ちとしては、うねうねといろんな活動をやってきたことが、今回の作品につながったのだ、ということを知って欲しかったのだ。

今日と同じようなことを大阪でもやる予定。

明日はパンフレットが出来てくる。

あさっての上映に向けて、もう少し人を集めないとなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:38:07

2008/3/27 木曜日

準備/上映会

明日は、僕の作品の上映会なので、配布するものなどを準備する。予想以上に量があり、重くなってしまった。もっとも、人が少なければ無駄になるのだけど。自分で言うのも変だが、明日の上映会はレアな映像も上映するので、僕の意外な(?)面が見れるので、面白いと思うんですけどね。特に、「コミュニティ、アート、ドキュメンタリー」とつけたのは、今回の『船、山にのぼる』を作ることになった背景を知ってもらえたらな、と思ったからだ。

夜、VIDEO ACT!の上映会。今日は『君が代不起立』の上映。ヒリヒリするような作品。僕は完成上映会で見ていたので、今日が2度目。

上映会後、打ち上げに行ったら、今日、ユーロスペースで『NAKBA』を見た、という方がいた。『船、山にのぼる』の予告編をやってたでしょ、と言ったら「関係者ですか?」と聞かれたので「監督です」と答えたらとても驚かれた。予告編を見て気になっていたそうで、前売り券を買ってくださった。ありがたい。

こんな不思議な出会いもあるから上映会というのは面白い。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:38:40

2008/3/26 水曜日

作業/ふるさと

いくつか事務作業。公開日が近づく中で、まだいくつか問い合わせの連絡をいただいている。これからいくつか紹介記事が出ると思う。今日は、芸術新潮に紹介記事が載った。

上映前の映写チェックについて、諸々のスケジュールを確認。音響構成の米山さんにもチェックしていただく予定。

事務所に行って、さらに事務作業。加えて、どうなるか分からないが、早めに手を打っておこうと思い、『船、山にのぼる』のダイジェスト版を編集。一旦出来た作品のダイジェストを作るのは骨が折れるのだけど、サプライズイベントが実現したらダイジェスト版を特別上映する予定。なんとか形にはなったと思う。

夜、ユーロスペースにチラシを届ける。日付入りのチラシがすでに無くなったとかで、某映画館で余っているものを回収した上で届ける。やはり公開日が入っていないとねえ。

家に帰りながら”風の楽団”の「WIND MAKER」を聞きながら、”ふるさと”という曲でふとセンチメンタルになる。先日、お墓のことを書いたせいか、亡き父のことが頭をよぎる。僕にとってこの曲は、格別な思いが絡み合った曲なのだ。

この”ふるさと”という曲は、元々、メンバーである山本公成さんの曲。このCDでは風の楽団バージョンが聞ける。予告編の後半で使っているのも風の楽団バージョン。リトアニアの笛を山本公成さんが吹いている。映画でも使っている。

風の楽団のメンバーが集まって、『船、山にのぼる』のための録音をしてくださった日、僕は医者から父の胃ガン、それもかなり末期である告知を受けた。頭は真っ白だった。泣きたくなるのを堪えて、レコーディングの様子を聞いた。

それから、約2週間後、父は亡くなった。葬儀を済ませ、東京に戻ると、ミキシングされた、映画用の音楽が風の楽団から届いていた。気持ちの整理がつかないまま、CDを聞き、”ふるさと”で涙を流した。泣けて泣けて仕方が無かった。

昨年秋、岡山で風の楽団のコンサートを開催した時も、第2部の始めがこの曲だった。ミキサー卓の横で僕は静かに涙を流していた。

今日、なぜだかそんなことを思い出した。いい曲であるからこそ、僕はよくこの曲を飛ばしてしまう。つい、いろんなことを思い出してしまうから。

いつまでも父のことをぐじぐじ書いてしまうのは、多分、父に「死」の告知が出来なかったせいだろう。多分、後悔が、少しある、のだと思う。やはり教えてあげるべきだったのではないか。でも、あの時、僕も妹も親戚の人達も、告知することで急激に症状が悪化する可能性が高い、と医者からいわれた時、告知する勇気はなかった。

そんなことも含めて、”ふるさと”という曲を聴くたびに僕はいろんなことを思い出すのだった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:18:12

2008/3/24 月曜日

ね、眠い・・・

春だから・・・というわけではなく、昨晩、急に眠れなくなった。夜中に、ふと、いろんな不安が頭をかすめて、ネットをのぞいたりしていたら、今度は眠れなくなった。

そのため、今日は日中、眠くて仕方がない。それでも、今週のSpace NEOでの特集上映の諸々の準備をいくつか。

夕方、ユーロスペースへフライヤーを届ける。ユーロスペースではもう新しいチラシがないことが判明。まあ、仕方がない。他の映画館で余っていたら回収しよう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:18

2008/3/23 日曜日

コーネリアス/アースビジョン多摩

昨日、コーネリアスのライブDVDが発売されているのを見て、思わず買ってしまった。

深夜、少しだけ見ようと思ってかけたら、最後まで見てしまった。うん、カッコイイ。『POINT』はとても実験的な側面が強く出たアルバムだったので、こんなのどうやってライブでやるんだ、と思っていたら、ライブもすごいという噂が聞こえてきて、行かなかったことを後悔していた。このDVDを見て納得。こういうのこそ、coolって言うんじゃないでしょうか。編集も凝っていてよい。

午後、アース・ビジョン多摩へ。僕の前作『ニュータウン物語』のパルテノン多摩での上映を助けていただいた、たえのはの方々がこの上映も協力している。今年ですでに、多摩では4回目となるけど、今まで一度も来れなかった。2005年、2006年はちょうど撮影、昨年2006年は最後の仕上げが重なっていたのだ。今年も公開時期とスケジュール的に重なったので、どうかなと思っていたが、なんとか行けました。

映画の上映だけじゃなくて、多摩エコ・フェスタも同時に開催されていて、多摩での環境保護の動きが展望できて、こちらも興味深かった。

さて、映画(orビデオ作品?)は計5本を見た。大変なので個々の作品の感想は書かない。昨夜の夜更かしがたたったか、5本を見てけっこう、疲れた。最近、映画を見る「映画体力」が落ちているのを感じる。

たえのはの方々、お疲れ様でした。すっかり、アース・ビジョン多摩が定着してきたような印象を受けています。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:46:15

2008/3/22 土曜日

パンフ色校正/チラシ撒き/お墓/お伽噺

午前中、山猫印刷にデザイナーの高木さんと行って、パンフレットの色校正。多分、問題なし、と思う。ただ、表紙だけ厚めの紙に変えてもらうことにした。

その後、日暮里に来たついでに、谷中界隈のギャラリーにチラシを撒きに行く。とあるギャラリーに飛び込みで行ったら、写真展をやっていて、チラシを渡すと「船をつくる話」のことを知っていた。こういう出会いがあるから面白い。

いい街だなあ、と思っていると谷中墓地のあたりがすごい人。桜は開花したばかりだし、花見には早いよなあ、と思っていたら墓参りの人達だった。そうだ、今は墓参りの時期だった。たくさんのお墓の横を通りながら、そういえば父の墓参りにしばらく行っていないことを思い出した。ああ、亡くなってからも親不孝か、と思い、ちと感傷的になる。少し落ち着いたら岡山に帰って墓参りをしないとなあ。

2時間ほど歩いていたら、少しくたびれた。他の場所に行こうかとおもいながら、結局、ひよる。

そのまま錦糸町に帰って、映画『魔法にかけられて』を見る。予告編を見た時から楽しそうだなあ、と思って見たかったのだ。(本当は「見るべき」映画も多々あるのに・・・。)ディズニーのセルフパロディーと思っていたけど、さにあらず。これは「お伽噺」の勝利宣言だ。そこがうれしい。お姫様が現実を知ってしょぼくれる話かと思っていたので。

その「お伽噺」。日本って「お伽噺」と言えば、大体けなす時に使われる。でも、僕は必要なお伽噺もあると思うのだ。だから、北川フラムさんが『船、山にのぼる』に対して、「お伽噺」というコメントをくださったのは、嬉しかったのだ。実は今回の映画、裏テーマとしてドキュメンタリー映画にファンタジーは可能か、というのがあった。プロジェクト自体にファンタジーの匂いを感じた。だから、普通、水と油のように考えられている、ドキュメンタリー/ファンタジーが接続できるのではないか、と思ったのだ。ちなみに、僕がドキュメンタリー/ファンタジーの最高峰と思っているのが『1000年刻みの日時計』だったりする。

まあ、タイトルからして『船、山にのぼる』だからなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:39:40

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