2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2011/9/30 金曜日

『ムーランルージュの青春』/作業/『わたしたちの夏』

今日は散髪をした後、『ムーランルージュの青春』(監督:田中重幸)を見た。1931年に新宿に開館した(20年続く)、芝居とレビューの常設館だったムーランルージュ新宿座についてのドキュメンタリー。数々の名優・作家が育っていった、とのこと。その多くはもう故人になっている。白眉は元祖アイドルとも言われる、明日待子さんが90歳を超えてお元気でインタビューと踊り(日舞)を披露されていること。数々のエピソードは興味深かったのですが、意外と作り方がラフだったのが残念でした。そのせいか、僕の中ではもうひとつ、ムーランルージュの姿が蘇ってきませんでした。(踊りや芝居の再現まであるにもかかわらず・・。)

その後、事務所に行って作業。昨日、終わった、と思っていたのだが、どうしても気になることがあり、もう一度、作業をする。これで本当に終わり、と思いたい。

夜は、『わたしたちの夏』http://tough-mama.seesaa.net/(監督:福間健二)を見る。公開されて随分経つが、気分が落ち着いた時でないと見てはいけないような気がして今日までずるずるきてしまった。映画はいくつもの重層的な要素が重なり合って独特の世界を醸し出している。今日のところは僕はその世界をうまく書けそうにない。何かを書けば何かが逃げていきそうな、そんな映画。撮影・編集・音響もよかった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:42:56

2011/9/29 木曜日

事前作業、終わる

今日で作業を終えよう、と思っていたら、何箇所かスーパーが気になってきた。もっとも、前から気になってはいたのだが。そして、直す。その後、スタジオでの作業用テープを作成する。これでスタジオでの録音前の作業はすべて終わった、はずだ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:52

2011/9/28 水曜日

録音用素材をつくる

少しややこしい話なのだが、来るスタジオでの録音作業用に本編で使った全カットをDV素材にする。新作はHDで撮影したのだが、今回お世話になる録音スタジオではハイビジョンで作業が出来ないので、作業はすべてSDでやることになっている。(ミックスダウンした音を僕の方でハイビジョンの画像につける作業をする。)だから、編集した本編から再度、全カットを割り出して、そのカットを作業しやすいように、編集に使ったのとほぼ同じ長さにカットし、それをさらにSD化する、ということだ。そうした作業は少し前に終えていたのだが、今日はそれらをDVテープに録画。これらの素材は、録音作業で使う可能性があるのだ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:10:29

見る/会議

昨日、えらく時間をかけてBlu-rayにした新作を自宅で見る。いつまでたっても気になることはある。でもタイムリミットは近付いている。

午後3時、池袋にて『渋谷ブランニューデイズ』の製作委員会会議。先日の試写からかなり長くなったヴァージョンを試写。細かい点を少し直して、完成の方向。11月には完成試写か。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:45:59

2011/9/27 火曜日

作業は続く・・・・

今日は事務所にて諸々の作業。クレジットの手直し、などなど。夕方、Blu-rayにする作業をしてたら理由不明でフリーズ。最初からやり直したら、えらく時間がかかった・・・。とほほ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:04:51

2011/9/25 日曜日

今日は自宅で・・・

今日は自宅で調べ物と録画していたテレビの番組を見る。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:41:12

2011/9/24 土曜日

市民メディア全国交流集会「番外編」2011in仙台

当初は行く予定にしていなかったのだけど、昨日、新・港村で被災地の話を聞いていて、今日の仙台での催しに行かなくては、と思ったのだった。朝早く新幹線に乗って、仙台に行く。町の様子が見たかったから、てくてく歩いて仙台メディアテークに行く。恥ずかしながら、仙台メディアテークに行くのは初めて。伊藤豊雄さん設計で有名な建築だが、ここも被災した。今日の「市民メディア全国交流集会「番外編」2011in仙台」で「番外編」とついているのは、元々このメディアテークを会場に交流集会を企画していたところで3・11の大地震が起きてしまった。会場も使える目処が立たず、一旦、白紙になっていたが会場使用の目処も立ち、被災地での市民メディア活動を伝えるためにも、「番外編」として開催が決まった、とのことだった。会場に着いて、一通り出展ブースを見る。お話を聞く。昼過ぎから「動物たちの大震災」を見る。本作は12月、VIDEO ACT!でも上映予定。午後1時から本格的に会が始まる。いくつもいくつも貴重な話があって、とても書ききれない。NHKを含め、市民メディアも被災地でどのような情報発信が行われてきたかを具体的に聞くことが出来てとても有意義だった。いくつもの、いろんな角度からの、いろんなメディアの活動が重層的にあることがとても大切だとあらためて思った。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:56:38

2011/9/23 金曜日

『原発、ほんまかいな?」/作業/震災とクリエイティビティ

今日は、午前中、PARC製作の『原発、ほんまかいな?』(監督:鈴木敏明)の上映会に行く。鈴木さんはPARC製作の作品をいくつも監督されている。今回は原発事故を受けて急遽製作されたそうだ。本作は、一種の教材ビデオのような作りでもあり、原発の問題点が網羅的に語られる。趣向としては、八百屋での主婦の会話を元に解き明かしていく。(八百屋のおやじを演じているのは鈴木さん)内容の詳細は多いので書ききれないが、冒頭の方に重要な指摘がある。原発事故後、いろんなことが語られているが、燃料であるウランの採掘現場がどうなっているか、はほとんど語られていない。日本はウランの多くをオーストラリアから輸入しているが、採掘現場ではウラン残土による被曝が懸念されている。ちゃんとこういうシーンから始めるのは、さすがPARC製作、と思う。ことほど左様に、原発は原料採掘から廃棄物まで常に被曝の危険性がつきまとう。

上映会後、昨日編集した部分がどうしても気になっていたので、事務所に行って再度点検する。これでいい、と思えた。

夕方、新・港村に行って、「震災とクリエイティビティ」http://shinminatomura.com/schedule/event_list.html#25 のトークショーを聞く。展示も今日から。被災地に入っている、建築家・アーティストの話。この新・港村でも一部展示があって、ずっと気になっていたので、まとめて話が聞けたのはとてもよかった。多数の方が活動報告をした後、ディスカッション。建築もアートも、3・11後はその本質が問われているのだな、とあらためて思う。もちろん、映像も。そんなことを痛切に思ったので、明日、仙台に行きたい、と思ってきた・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:45:41

2011/9/22 木曜日

編集は続く・・・

今日は、新作を頭からゆっくり見ておこう、と思ったのだが、見始めるとどうしても気になる個所が出てきた。結果、いくつかのカットを短くし、カットを入れ替える個所も出てきた・・。なんで今まで気づかなかったのか・・・というのは不思議だが編集とはそういうものかもしれない。こんなことを延々繰り返しているような気もするが・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:27:23

2011/9/21 水曜日

体調悪し・・・天気悪し・・・

夜更かしがたたったせいか、起きてからも頭痛が止まらず。台風で雨・風も強いので、自宅を出ず。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:56:12

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