2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/4/30 水曜日

何もしたくない・・・

昨日、東京に帰ってきて、すっかり気が抜けてしまった。なんだかんだとしばらく気を張っていたせいか、しばらくぼけーっとしていたい。

とは思うのだが、すぐやらねばならないこともいくつかあって、事務所へ。

事務所に行くと、ユーロスペースの興行成績が届いている。いきなりの現実。まあ、「残念だったねえ」にはならなかったので、よかったと思う。(ということにしておこう。)細かい話はゴールデンウィークがあけてから。同じように、現在公開中のシネ・ヌーヴォの日報を送ってもらう。もっと入って欲しいよなあ、とは思うけど、こんなものかもしれず、どうなんだろう。

まつもと市民劇場で上映が決まったので、チラシ・ポスターを慌てて発送。確かに上映まであまり時間がない。同じく、別の場所での上映に関して少しだけ情報交換。

夜には札幌上映の詳細が。

基本的にはぼーっとしておりますが、こんな時にも上映予定が進む。ありがたい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:49:23

2008/4/29 火曜日

3日間

東京上映を終えて、次の日の朝、大阪へ向かった。その3日間のことを。

4月26日 朝7時過ぎの新幹線に乗って、大阪へ。あまり寝ていなかったので、新幹線で寝ればいいやと思っていたら、これが寝れない。寝不足の状態で10時半頃、シネ・ヌーヴォへ。なんとか上映に間に合った。観客はそれほど多くはないのだけど、基準が分からないから多いのか少ないのかよくわからん。父の同級生の方も見に来てくださっていた。上映後、簡単な舞台挨拶。しばし休憩した後、午後1時から短編の上映。あれこれ好き勝手にしゃべりながら。大阪でお世話になった、樋口よう子さんも見に来てくださった。午後3時からは『ニュータウン物語』の上映。上映後、少しだけお話。その後、支配人の景山理さんとスタッフの方々と近くのお店で鍋。あれこれにぎやかな話をしつつ、2軒目へ。僕はすっかりウーロン茶。タクシーで宿泊先へ。シネ・ヌーヴォの方々、ありがとうございました。3週間、よろしくお願いします。

4月27日 朝起きて、一路、奈良の橿原市へ。7年ぶりぐらいに母に会う。まあ、お互い年をとる。つもる話も・・・といきたいところだが、ぽつぽつと話す程度。お昼に寿司を食べて、午後1時には暇。今度は岡山へ。夕方、岡山映画祭代表の小川さんに会う。東京上映の報告など。聞けば、明日、岡山で撮影していた福間健二監督の『岡山の娘』のマスコミ試写があるとのことなので、滞在を1日伸ばして、見ることにする。夜、今は誰も住んでいない実家に帰る。

4月28日 朝、妹に迎えに来てもらって、父の墓参りに行く。その後、同郷の映像作家・中村智道さん宅へ。音以外はほぼ完成した、新作のアニメーション『蟻』を見せてもらう。これは間違いなく、狂った傑作(になると思う。)。東京でも、5月末に上映されるから必見、僕も完成版を見たい!

その後、中村さんと昼飯を食べていたら、ユーロスペース経由で長野県松本市の方から問い合わせがあり、ばたばたと松本での『船、山にのぼる』の上映が決まった。この調子で続いてくれれば・・・と願う。

夜の試写会まで時間が空いたので、何か映画を見ようと思っていたら、シネマ・クレールで『ブラブラバンバン』をやっていたので見ることに。この映画館は僕が岡山にいた時はなかったけど、貴重な貴重なミニシアター。で、『ブラブラバンバン』は原作の漫画をよんでいたせいもあって期待はずれ。ストーリーはかなり原作に近い(大分前に読んだから忘れてるけど)と思うけど、もっと爆裂した演出のほうがよかったんじゃないかな、と思う。それにしても、僕も中学・高校と吹奏楽をやっていたから、ラストの「ダッタン人の踊り」はちと懐かしい。確か中学3年の時に演奏したけど、その時はあまり好きな曲じゃなかった。そうそう、この映画館の近くには岡山市民会館があって、僕にとっては思い出深い場所だ、なんてことも思い出した。

午後7時から『岡山の娘』の試写。まことに不思議なテイストの映画。大西さんが撮影した岡山の風景が素晴らしい。福間さんから音のことを聞いていたので、ついつい音を気にしながら見る。まあ、こういう見方は普通じゃない。上映後、音のことを含めて、あれこれいいたい放題言ってしまった。でも、僕は建設的なことを言ったつもりだ。

さらにその後、最近オープンしたばかりで、行ってみたいなと思っていた、アートリンク・センターへ行った。前から知り合いの真部さん、田野さんが関わっているアートリンク・プロジェクトがついにギャラリーをオープンさせたのだ。ここまで大きくなったのは心から素晴らしい、と思う。今後、さらに面白いことが生まれそう。そして、夜中の12時半までお二人と中村さんと4人でまた飲んだのでした。

4月29日 午前11時半の新幹線で帰京。

未分類 — text by 本田孝義 @ 17:39:33

2008/4/26 土曜日

ありがとうございました!/よろしくお願いします。

今日はついに東京公開最終日でした。多くの方が来てくださり、立ち見になってしまった方々、すいませんでした。

多くの方に映画を見ていただくことが出来、本当にありがとうございました。

そして、(あ、もう今日になってる・・)大阪公開が始まります。大阪方面の方々、お待たせしました。よろしくお願いします。

朝、起きれるかなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:54:50

2008/4/24 木曜日

今日はゆるりと・・・

今日は特別用事がないせいもあって、のんびりとした感じでした。いくつか、今後の上映のことで資料を送ったり、大阪公開用に追加資料を送ったり、ということはありましたが。

いよいよ明日は東京上映最終日。急遽、ティーチインの開催を決めたのだけど、どんな感じになるかなあ。

それより恐いのは東京公開終了後、12時間後には大阪公開が始まること。舞台挨拶に行くからちょっと大変。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:03:28

2008/4/23 水曜日

『ビルマ、パゴダの影で』/パンフ/『コミュニストはSEXがお上手?』

朝起きると、体がいたい。寝違えたのだろうか。どうも最近、何をしているわけではないのだが、疲れている。なぜだろう。

昼頃、『ビルマ、パゴダの影で』というドキュメンタリー映画を見る。最近の弾圧報道なので知られる通り、ビルマ(日本ではミャンマーと呼ぶ)は軍政。その抑圧的な状況を描く映画。予告編を見る限り、ビルマ潜入取材、という趣だったのだが違った。いや、ビルマ国内でまともに取材出来ないことがあの国の実情を表しているのだろう。多くは、タイなどの国境に逃れてきた難民たちの映像。確かに、こうした難民の実態はなかなか伝わってこなかった。特に、目の前で親を殺された子ども達の暗い目に胸をふさがれる思い。この目を見るためだけでも意味はある。ただ、欲を言えば、丁寧な取材であるからこそ、少しきれいすぎて、破綻もなく、まとめすぎた感もある。

その後、事務所に行くと、ユーロスペースから留守電が。何事かとぎょっとしたのだが、パンフレットがなくなりそうだ、とのこと。なかなか売れないだろうなと思いつつ送っていた部数がなくなりそう、ということは結構見た人が買ってくれた、ということだ。ありがたい。慌てて、追加分を送っておく。

昨日に続いて、2館にアプローチ。DVDと資料を送っておく。

夜は、『コミュニストはSEXがお上手?』という、これまたドキュメンタリー映画の試写会に行く。今や『船、山にのぼる』の宣伝を離れ、3本(そういえば全部ドキュメンタリーだなあ)もこれから公開される映画の宣伝をしている原田さんがこの映画も宣伝。昨年の山形映画祭でも上映していたらしいのだが、全くノーチェックだった。で、摩訶不思議なタイトルは何かと言うと、冷戦時代の東西ドイツのSEX事情を比較・考察したもの。予想に反して社会主義国であった東ドイツの方が性に関しては進んでいた、という話。アニメがふんだんに出てきて、面白く見れるようにはなっているけど、いたって真面目な映画。特に驚くのが、東ドイツで製作された性教育映画。いかに気合を入れて作っていたかがいっぱつで分かる。トリビアの泉風に言えば「へぇ~」満載のドキュメンタリー。ただ残念なのは、この題材だともっと面白くなると思うけどね。6月ユーロスペースで公開。

自分の公開はあと2日。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:18:25

全国上映/『接吻』

今日も昨日に引き続いて、全国のミニシアターに”営業”。全国、と言っても、真にインディペンデントな劇場は、それほど多くない。加えて、こちらは35mmフィルムを作っていないから、かけられる劇場も限られてしまう。それでも、チャンスが少しでもあるなら、やはり多くの映画館で上映したいのが心情というもの。幸い支配人の方と話をすると、映画自体のことは知ってくれている方がほとんどだったので、DVDやパンフレットなどをとりあえずお送りする。どうなりますか・・・。

夜、ユーロスペースへ。『接吻』を見るためだったのだけど、当然、横では『船、山にのぼる』をやっているわけで、横目で入場者数をついつい見てしまう。今週は最終週だけあって、それなりに人は来ている。残り3日。

さて、その『接吻』。あちこちから好評が聞こえてくるから気になっていたのだけど、自分の公開前にはしんどそうなので、今日になった。演出、役者の演技、申し分なし。久しぶりに映画の「強度」を感じさせてくれる映画だった。だけど僕は傑作とは言いたくない。理由は下世話なもんで、主人公に感情移入できなかった点。その理由にもなるのだけど、どうしても小池栄子(演技としては驚嘆すべき演技)が「阻害」されてきたキャラクターに見えなかったのだ。じゃあ、いかにも、な人・感じでやったとしても、それはそれでつまらないだろうし、ほんと映画は難しい。驚愕のラスト、なんて煽ってましたが、まあ、大体思ったラストでした、というより展開からいったら、そうなるよね、という感じ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:53:40

2008/4/21 月曜日

脱力/全国上映/大阪上映

朝起きると体がだるい。土日でちょっと疲れたみたい。さすがにもうおっさんだ。体力だけでなく、東京の上映日数が少なくなり、気が緩んだのか、なんなのか力が抜けた、と感じる。

まずいなあ、と思いつつ、ここは少し元気を出して、今日から少しずつ全国の映画館に上映を検討してもらうよう、アプローチを始めた。こういう、”営業”って、どうも苦手なのだけど、誰かがやってくれるわけではないので、自分でやるしかない。とりあえず、支配人にコンタクトをとって、DVDと資料を送る。今のところ、北海道では1日だけ上映が決まっている。はたして他は・・・。

そうしていたら、今週末から大阪公開ではないか。慌てて、26日当日のことをシネ・ヌーヴォに確認しつつ、パンフレットなど物販物のことをすっかり忘れていた。慌てて宅急便で発送。他にも気がかりなことがあったのだが・・・解決すればいいのだけど。

大阪に行くついでに、奈良の母親の所に行こうと決めた。もう随分あってない。さらに足を伸ばして父の墓参りに岡山に行ってこよう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:25:36

2008/4/20 日曜日

トークショー/モーニングショー

昨晩は、建築評論家の五十嵐太郎さん、PHスタジオの池田さんと僕のトークショーが上映前にあった。大勢の方が来てくださり、立ち見まで出た。立ち見だった方、すいませんでした。

トークのほうは時間が20分と限られているので、時間を気にしながらなんとか内容のある話をしようとしたのだけど、どうだったろう。

上映中、五十嵐さん、池田さん、原田さんと軽く飲む。もっとも僕は、アルコールは飲まなかったのだけど。

池田さんも知った方が来ているとかで、上映間際にユーロスペースへ引き返す。上映後、多くの方がパンフレットを買ってくださり、なぜだか、大サイン会になってしまった。芸能人でもない僕としては、恥ずかしさもあるのだけど、そこは求められるままに。こんなにサインをしたのは、多分、最初で最後でしょう。(笑)

その後、さらに池田さんとお知り合いの方などとさらに飲みに行った。終電に間に合うように出たつもりだったのだけど、1本間に合わなかったみたい。しょうがないから、東中野の事務所に行くことに。夜中、寒くて目が覚めた。

朝、早めに起きて、再びユーロスペースへ。今日は最後のモーニングショー。多摩から”たえのは”の方々も10人ほど来てくださる。朝早く、大変だったろうと思う。幸い、今日も多くの方が来てくださり、うれしかった。初日以来、今日も一番後ろで見ていた。知り合いの方かと思うのですが、上映後、拍手がおきていたのもうれしかった。

たえのはの方々と新宿で食事。たえのはの方々は、前作『ニュータウン物語』の多摩上映を手伝ってくださった方々。こうしてまたお会いできるのは本当に嬉しい。僕の映画に限らず、いろんな映画の話などをしながら和やかに談笑。

夕方、アースデイに行って、チラシを回収。あと1週間ですが、最後の悪あがき、といったところでしょうか。

泣いても笑っても、最後の1週間。

未分類 — text by 本田孝義 @ 20:10:57

2008/4/18 金曜日

原稿書き

今日の天気のせいばかりではあるまいが、なんだか空しさが心に広がる。

だから、というわけでもなく、今日は映画を見るのを一休みして、原稿を2本書いていた。一つは、バイオ市民センターの機関紙用。時々、映画紹介を書いているのだけど、今回、この間の映画『靖国』をめぐる騒動をまとめていたら、思いのほか長くなって、映画を紹介するスペースがなくなってしまった。書くことによって、この間の問題が整理できた、と思う。もう1本は、前々から進んでいる、感染研裁判に関する本の中で執筆している、新井秀雄さんの裁判についての章。ほぼ出来ていたのだけど、多少、誤字等を修正して編集者の方に送った。

明日夜は、五十嵐太郎さん(建築評論家)とのトークショー。どんな話になるか僕自身も楽しみ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:13:20

2008/4/17 木曜日

『モンゴル』

「映画見たおし」と言いながら、今日もひよって(?)1本映画を見た。加えて、遠出する気にもならず、歩いていける錦糸町にて。

見たのは『モンゴル』。どうにもこうにも消化不良。浅野忠信はいい役者だと思っているのだけど、今作ではあまり魅力的に思えず。あまり、こうした”ヒーロー”的な役は似合わないと思うのだけど。もっとも、一向に熱くならない映画だから抜擢されたのかもしれず、不可解。モンゴルの自然は確かに美しいのだけど、これでもか、と見せられるともうおなか一杯。チンギス・ハーンの青年時代を描く、のはまあ、いいとして、一番面白そうな、リーダーとしてのし上がっていく過程を完全にすっ飛ばすというのはどうしたもんだろう。

どうも今日は気分が下降線。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:43:58

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