2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/3/21 金曜日

あれやこれや・・・

細々したことがいくつか。まだまだマスコミ関係にコンタクトをとっていたり、動員に結びつくような企画を練ったり・・やることはつきまじ。だけれども、めちゃくちゃ忙しい、というほどではない。

時々、このブログを読んだ方が心配してくださるようだけど、昨年の今頃と比べれば、もう、雲泥の差。最近、何かと話題の文化庁の助成だが、さすがにお役所の助成は、締め切りはきっちりしていて、年度内に映画が完成しないと助成金は一切でない。0円である。「助成」はあくまでも「内定」で、ちゃんと完成したことを文化庁の役人が見て、はじめて助成金が出る仕組みなのだ。私の場合は、「平成19年度」の助成だったから、2007年3月末までに完成させなければいけなかった。去年の今頃、まだ映画は完成していない。もう、冷や汗たらたら。完成したのは締め切り2日前。その時のことを思えば、今の方がまし、だとは思う。

もっとも、1年前はとにかく「完成」というゴールを目指していた感じはあったけど、上映・宣伝というのは底なし沼みたいなものだから、別種のしんどさはある。

そんなわけで、夕方、渋谷界隈でフライヤー、チラシを撒く。最後に行ったのは、”gg“という、ギャラリーショップ。以前、お店に来たことも覚えてくれていた。お金の展覧会をやっていた。ふとBankARTのことを思い出し、お話をしたら、池田さんのことをご存知でした。でも、今や池田さんと言えば、BankARTの人なのでした。PHスタジオのことを知らない人も多い。そんな人にこそ、映画を見てもらいたいんですけどね。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:41:51

2008/3/20 木曜日

川井憲次DVD

雨が降ってチラシ撒きにも行けないから、どうしようかな、と思う。

至急、チラシを送らなければいけないところがあったので、宅急便を出しに行く。近くのシネコンで映画を見ようかな、とも思ったが、宅急便を出しに行く間に、それも億劫に。今日は、家にいることにしよう。

・・・で、何をしようかな、と思いながら、昨日届いた、川井憲次コンサートのDVDを見ることにした。

2枚組みでたっぷり2時間半。見れば見るほど、ほとんどありえない規模でのコンサートだったことが分かってくる。(マイクの数だってものすごいぞ、これは。おまけに、みんなイヤホンしてるぞ・・などなど。)さすがに、生で見た鳥肌が立つような感覚はないけど、これは「記念」ですね。

そんなことで、特に何もせず、休日は過ぎていったのでした。いいのか?

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:48:52

2008/3/19 水曜日

川井憲次DVD/パンフ入稿

午前中、アマゾンで注文していた、「川井憲次 コンサート2007 シネマシンフォニー」のDVDが届く。我慢できなく、2曲だけ見る。昨秋のコンサートの興奮がよみがえってくる。本当は大音響で聞きたいものです。

夕方、山猫印刷に高木さんと行く。パンフレットの入稿。インク等細かいことは高木さんにお任せして、僕は横でうなずいている。もちろん、公開前には印刷が出来る予定なのだけど、今回はちょっと異例ながらスタンプラリー参加店でも売ってもらおう、と思っている。

その後、事務所で細かい事務作業と電話連絡。

気がついてみると、公開まで約2週間。時が経つのは早い、というかなんというか・・。まだやれることはあるし、やれることは限られているし。

明日、雨模様。チラシ撒き行けなそうな気配。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:19:31

2008/3/18 火曜日

パンフ校正完了

なんだか毎日同じことばかり書いているようで、代わり映えしないなあ、さえないなあ、と思われるでしょうが、映画の公開なんて、そうそう華々しいことはありません・・。地道な作業が続く・・・。

午前中、パンフレット校正の続き。

午後、小田急線界隈にチラシ撒きに行くも、前ほどは順調にいかず。どうも、チラシ撒きが空回りしているような気がするなあ。

早めに自宅に帰って、再び、パンフの校正。これで全部校正は完了。明日、印刷所に入稿。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:24:52

2008/3/17 月曜日

パンフレット校正/シネ・ヌーヴォ

相変わらず、今日もパンフレットの校正。数人でチェックしていると、まあ、色々出てくる。これも、少しでもいいパンフに、ということではある。

こういうことをやりながら、ふと、学生時代、学祭のパンフレットの編集長をやってたことを思い出した。僕が行っていた法政大学の学祭のパンフレットは狂ったパンフレットで、160ページもあった。おまけに、編集長自ら200個以上の広告もデザインしなければならず、連日、徹夜作業だった。もっとも、僕は、多分、最後のアナログ世代で、写植を切り貼りした最後の世代ではなかろうか。当時は、なんでこんなことをやらなきゃなんないんだ、なんて思っていたけど、卒業してから役に立つことも多い。まあ、20年近く経ってもやってることが変わらない、ということでもあるけど。

所要で、東京ビデオフェスティバル事務局へ。うまく話が進めばいいのだけど。

夕方、事務所で、予告編やらポスターやらDVDなどをシネ・ヌーヴォに発送。今まで、東京公開からしばらくして大阪公開だったけど、すぐの公開だから同時並行でやることが多々ある。一つ一つ確実にやるしかないけどね。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:56:37

2008/3/16 日曜日

パンフ校正/原稿書き

パンフレットのレイアウトが出来てきたので、今日は午後からじっくり校正。う~ん、意外といっぱい出てきた。逆に言えば、じっくり校正できてよかった、ということではあるのだけど。

校正の勢いで、近々原稿を渡さなければいけない本の原稿の続きを書く。多少てこずるかなと思っていたら、最後まですんなり書けてしまった。こんなのでいいのかな、と思いつつ、今の僕に書けるのはこれぐらい、かとも思い、しばし置いてから読み直してみようと思う。

とりあえず、2つの関門を抜けたと思い、ほっとする。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:16:39

2008/3/15 土曜日

スタンプラリー/郵送

今日は昨日の雨がウソのようにいい天気。春近し、の感じ。コートを着ずに出かけた。

午後、スタンプラリーに参加していただく、ヒナタノオトへ。お店に来るのは久々だったのだけど、店内に入ると、ほっとした気になる不思議なお店。お店には試写にも来てくださった、本間さんがおられた。さっそく、フライヤーを出して、スタンプラリーのことを説明させていただく。その後、お茶まで出してもらって、すっかりくつろいでしまった。ちょうどいま、展覧会をやっていて、作品を一通り見せていただく。手作りで丁寧に作られたいろんなものは、見ているだけでうれしくなってくる。その中で森友見子さんという方が紙を溶かして再生して作られた”船”を発見。これがPHスタジオが作った船とよく似ている。思わず、これも何かの縁だと思って、買うことにした。こうした”船”との出会いは、3度目だ。他に革で出来た、ほんわかしたブローチ(バッジ)も購入。お店には前売り券まで預かってもらった。ずうずうしい私であった。

次に、同じくスタンプラリーに参加してもらっている、INAXブックギャラリーへ。店長がおられなかったので、しばらく待つ間に、建築関係の本をめくっていると、欲しい本が目白押し。ここはいつ来ても刺激を受ける本屋だ。店長の太宰さんにフライヤーを渡して、スタンプラリーのご説明。

原田さんのほうが順調に行っていれば、これで参加店にはフライヤーとハンコが渡ったはず。はたしてどれぐらいの人が、スタンプを押して歩いてくれるだろうか。

夕方、事務所に行って、フライヤーをユーロスペースとBankARTに発想。手紙とチラシを知人、名刺交換した人達に追加郵送、約30人。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:49:06

コメント/スタンプラリー/フライヤー/パンフレット

今日の出来事を書こうと思ったら、全部カタカナだった。珍しい。

チラシなどには間に合わなかったのだけど、アートディレクターの北川フラムさんからコメントが届いた。若干、事実確認をしなければいけないことがあったので、修正にちょっと手間取った。ホームページ、パンフレットに掲載させていただこう、と思ってます。

今回のフライヤーはスタンプラリーの台紙を兼ねているのだけど、肝心のハンコを用意していなかった。東急ハンズに行けばなんとかなるだろう、と思ってハンコを探す。参加店が6点なので、6文字分、どうしたものかと悩んだ末、決めました。6つ集めるとどういう文字になるかは、集めてのお楽しみ。

そうそう、東急ハンズに行く前に広島県のショップに寄ったのだけど、チラシを置かせてもらおうとしたら、「その映画見ました」と話しかけられた。県立広島大学の先生だった。びっくりした。名刺を出してご挨拶したら、向こうは向こうで僕が監督でびっくりされていた。こういう出会いもあるのですね。

印刷屋に電話したら、予定より早くフライヤーの印刷が出来ている、とのことだったので、急遽取りに行く。なんとか運べるだろう、と思っていたらさすがに4000枚は重かった。(おまけに雨が降ってるし・・。)仕方なく、タクシーに乗って事務所まで。スタンプラリー参加店用に、ハンコ・スタンプ台・フライヤーをひとまとめにする。

明日、原田さんに行ってもらうところの分を渡してから、僕のほうはユーロスペースへ。とりあえず、手持ちできる分だけでも、と持っていく。雨が降っていて、やっぱり大変。

自宅に帰り、しばし休んで、デザイナーの高木さんから届いた、パンフレットのレイアウトを整理。執筆者の方に校正のお願いを送る。

シネヌーヴォに文字データと画像データを送る。

こうした細々としたことで、夜も更けていくのでありました・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:47:59

2008/3/14 金曜日

チラシ撒き/チラシ郵送

パンフレット用の原稿を送った後、今日もチラシ撒き。今日は木場方面。

少し早めに切り上げて、事務所で知人や名刺交換した方などにチラシを郵送。50人ぐらいに出すのにはなんだかんだと時間がかかってしまった。

それにしてもここ数日の映画『靖国』をめぐるドタバタには考えること多し。何より早く映画を見たい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:06:40

2008/3/13 木曜日

取材/チラシ撒き/原稿書き

午前中、横浜のBankARTに行って、PHスタジオの池田さんとともに、某新聞の取材。少々大げさなことを言ったような気もするけど・・・まあ、こんなもんでしょうか。公開直前ぐらいに出る予定。

一旦事務所にもどってチラシをピックアップ。チラシ撒きにいくつか回るも諸般の事情で空振り多し。こういう時は手に持ったチラシがやたらと重く感じられる。

自宅に帰ると、パンフレットの原稿に関して、デザイナーの高木さんからメールが。電話で話をして、僕の原稿が長すぎることが判明。しょうがないから、短くした原稿を書いていたら、途中でつまずき、先に進まず。えらく時間がかかってしまった・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:36:19

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