2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2010/12/31 金曜日

大晦日

大晦日ともなると、1年の総括をしたりするのかもしれないけど、まぁ、あまり今年を振り返ることはしないでおこう、と思う。

月並みですが、みなさん、よいお年を!

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:46:21

2010/12/30 木曜日

大掃除は続く・・・

だらだらやっているせいか、大掃除が終わらない。今日は本の整理。本当は処分しなければいけない本が多いと思うのだけど、とりあえずいつも年末に片づけてそこで終わる。もう、本棚に入らない本があふれているのだから、来年にはなんとかしよう。・・・と言って、のど元過ぎればまた忘れちゃうのも目に見えている・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:49:32

大掃除/誕生日

今日は自宅で大掃除。と言っても、実際は片づけをしているだけだけど。とにかく、映画のチラシや何やらの書類など、要らないと思えばその場で捨てればいいのに、捨てられず、こうして年末にあたふたすることに。必要そうなものだけより分けで、ガンガン捨てる。

そして今日は42歳の誕生日。高校生ぐらいのころは無根拠に40歳ぐらいに早くなりたかったけど、実際に40歳を超えてみると、どうだろう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:01:25

2010/12/28 火曜日

YAKINIKU アーティスト・アクション in 枝川

今日は午後から、”YAKINIKU アーティスト・アクション in 枝川”に行ってきた。枝川には東京朝鮮第二初級学校がある。校舎の建て替えにともなって、旧校舎で様々なアーティストの展示・イベントなどが4日間行われる。枝川に朝鮮学校があることは知っていて、何本かドキュメンタリーを見たこともあった。が、行ったことはなかった。6年前に引っ越した、ここ錦糸町からはバス1本で30分ほどで行けるとこだった。校舎内は今までの授業の痕跡も残っていて、僕には読めないハングルがいっぱいあって、そういう空間での展示が幾重にも重層的な感覚を与えてくれる。見た作品個々の感想は省略しますが、いくつか気になった作品では、船のモチーフがいくつかありました。また、旧知の西中さんが、「マンホールの画家・チョ・ヤンギュ」の企画展示もやってました。新校舎への引っ越しの最中、というのも生々しかったです。本当は明日がイベントがいっぱいあるようですが、明日は行けそうにないので、今日、行ってきました。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:39:19

打ち合わせ/『9月11日』/『ピラニア』

ここのところ、諸般の事情で撮影が止まっていて、年末を迎えつつもそういう気分になかなかなれなかった。が、いくつかの偶然が重なって、今日、都内某所で打ち合わせが出来た。打ち合わせの前にはいくつかの懸念事項があったのだけど、おおよその筋道は見えたと思う。今後のスケジュールも大体固まりそうだ。細かい調整はあるとしても、先行きが見えてきて、これで年が越せそう。そんなわけで、世間でいうところの、今日が仕事納め、かなと。

事務所に行って、片づけ。大掃除というほどではないが、年末の締め。

さあ、帰ろうかと思ったが、ふと気づけば、ポレポレ東中野で見たい映画があったことに気づく。今日も珍しくはしご。

1本目は『9月11日』というドキュメンタリー映画。大宮浩一監督。9月11日と言っても、直接、アメリカのテロ事件とは関係ない。今年9月11日に広島で行われた介護を仕事にしている若者たちのトークイベントを中心にした作品。だから、撮影して3カ月で公開、というとんでもなく早い公開なのだ。僕自身はその早さにはそれほど意味を感じないけど。で、映画は介護に関する本音(と思われるもの)がポンポン飛び出して面白い。見る前は、トークばっかりの映画、と勝手に思っていたら、発言者の普段の介護の様子も短いながら撮られていた。もうひとつ、僕が面白かったのは、僕が今考えている映画の構造とかなり近い部分があったから。それにしても、出てくる人たちは30代が中心で、最近、どこに行ってもこの世代の元気がいい人たちに出会うことが多い。

次に、今日が上映最終日ということもあって井土紀州監督『ピラニア』を見る。「青春H」シリーズの1本だそうだ。Hとあるように、ちょっとHなシーンがある、青春映画、ってことなのだろう。映画を見る限り、かなり低予算の製作規模のようだ。所々、その製作体制が痛い。そして、率直に言って、僕は物足りなかった。ある意味、破たんなくよく出来てはいるのだけど、井土独特の毒、のようなものは薄い。もっとも、今までにあまり感じたことがない軽みもあって、そういうところは好きだ。(前にも書いたけど、僕は井土に滅茶苦茶な笑える映画を撮って欲しいのだ。)上映後のトークを聞いて、今のスキルが上がった状態で、井土の言うところの「夢」をどう描くのか、見てみたい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:57:45

2010/12/27 月曜日

SYNAPSE

今日は夕方に東大に行ってきた。”SYNAPSE”という東大のプロジェクトが企画したトークショーを聞きに行く。会場は東大内の福武ホール。僕は以前、東大本郷キャンパスを歩いた時に、古い校舎群の中に新しい建物があって、きれいなカフェテリアでも出来たのかな、と思っていのだが、かの福武總一郎さん(ベネッセ社長)が寄付をし、安藤忠雄が設計した福武ホールがこの新しい建物だった。僕の中で初めて今日一致した。今日のトークショーでは坂口恭平さんと中村雄祐さんの対談を聞きたかった。お二人の話はとても面白かったです。特に僕が注目した発言は、中村さんが坂口さんに「0円ハウスもアカデミズムを巻き込む時期に来ている」と言われたことだった。次に、渋谷慶一郎 さんと池上高志さんの対談は、複雑系と音楽(あるいはアート)をめぐる、かなり高度な話で、僕は所々ついていけなかった。最後、質疑応答の部分で坂口さんが加わった議論は白熱した。それにしても、こういうイベントを企画したり、おしゃれなフリーペーパーを作っていたりして、東大を外に開く、象牙の塔にしない試みは興味深い。もっとも、その「洗練」がはたして必要なのか、ちょっとだけ疑問もあるのだけど。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:04:23

2010/12/26 日曜日

18年前の亡霊

昨日、うっかりクリスマスと書いたけど、今日がクリスマスでしたね。昨日はイブでした。

そんなクリスマスに僕は18年前の亡霊に出会った。まず、午後から法政大学にて「大学が未来にわたすもの―法政大学55/58年館の再生を考える」というシンポジウムに参加した。建築ジャーナリストの磯達雄さんに声をかけてもらった、ということもあった。法政大学の校舎に1955年と58年に建てられた校舎がある。僕自身も一番馴染んでいた校舎かもしれない。(もっとも、僕の場合は映画サークルに入り浸りだったので、校舎に居た時間は圧倒的に少ないけど。)(大学を卒業したのはもう18年前だ。)その校舎の建て替えが決まった、ということがあって、歴史的にも重要な建築物だと考えた建築家の方々を中心にシンポが企画されたようだ。シンポの前に校舎見学会。僕は在学中、建築には興味がなかったので、建築的観点からの説明は興味深かった。その後、シンポ。正確なことは分からないけど、建築関係者が多かった印象。同時に、現役の法政大学生はどれだけいたか。シンポを聞きながら、同じ建築家の大江宏さんが設計された53年館の話が出て、僕が在学中に解体案が出ていたことを思い出した。当時の学生は建築的視点はほとんどなかったけど、「市ヶ谷再開発」の名で大学の管理強化が進むことを危惧していた。また、こうした再開発は後々の学生の学費値上げという形で跳ね返ってくるので、学費値上げ反対運動が起きた。僕も自分なりに関わったけど、総長団交までいったけど、撤回させることは出来なかった。この時、学生の広範な支持が得られなかった反省もあると同時に、教授たちにも無視されていた記憶がまざまざとよみがえってきた。少なくとも、キャンパスがきれいなるから、市ヶ谷再開発は歓迎されていたはずだ。また、当時の学生が主張していたのは、たとえ再開発するにしても、キャンパスを使う学生の意見も聞いてほしい、ということだった。まぁ、結局、学生の声は無視され、その後の再開発は進む。僕にとっては、数年前に学生会館が解体されてしまったことにいまだに納得できない思いもある。(同時に、何も出来なかった自分にも忸怩たるものがある。)僕らが危惧したように、再開発と同時に、法政大学はどんどん管理を強化し、ついに立て看板・ビラを配っただけで逮捕される大学になってしまった。55年館・58年館建て替えの話を知った時に思ったのは、僕らが在学中に始まった再開発・管理強化の総決算なのだろう、ということだった。だから僕はパネラーの方々が、法政大学の自由な校風を強調していることに違和感を覚え、つい、上記のようなことを発言してしまった。だから、もし、55年館・58年館を残すのであれば、同時に、自由な校風の再生が伴われなければいけない、と思うのだ。また、僕らの失敗から言えば、現役の学生、そして未来の学生からも支持されるようにしないといけない、と思う。多分、校舎の建て替えには膨大な経費がかかるはずで、未来の学生の学費への負担が増えるだろう。僕が入学した頃は、私立でありながら、学費が安かった(だから僕も通えた)けど、今はかなり高いはずだ。これだけ、学生が少なく、経済格差が広がる社会で、高い学費は大学にとってはデメリットになるに違いない。今の大学の理事会はどういう展望があるんだろうか。

法政大学に自由な校風があったとすれば、この日、僕が夜経験したことも、その証の一つだろう。夜は下北沢に行って、シネトレ・シネフェスタという上映会に行った。30分おしで見た『進化』という作品は正直僕にはよく分からなかった。次の映画を見ようと思ったら、映写機のトラブルで上映が始まらない。やっと1時間おしで始まったのは、井土紀州+吉岡文平監督の『第一アパート』。1992年の作品で、僕が大学を卒業する年に出来た8mm映画。僕は役者として出演している。当時、法政大学には7つ映画サークルがあり、大体300人ぐらいいたはずだ。全国の大学の中でもかなり活発だったほうだと思う。『第一アパート』の場合は、サークルの垣根を越えて製作された。僕自身、当時も分からなかったし、今日、18年ぶりに見ても自分の役が何だったのかいまだに分からない。主人公にしか見えない、過去の亡霊か、妄想のたまものか。映画の冒頭から登場するから、重要な役ではあったのだろう。それにしても、この映画が18年後に上映されているなんて思いもしなかた。だからスクリーンの自分の姿を見ながら、自分の18年前の亡霊を見ているような気がした。映画は怖いです。その後、帰ろうと思ったのだけど、駅でばったり文平君(当時、こう呼んでいたと思う)に合ったので、ちょっとだけ打ち上げに参加。

未分類 — text by 本田孝義 @ 2:09:49

2010/12/25 土曜日

クリスマス

・・・だからと言って、特別なことはなく、淡々と過ごす。年賀状を出さないことに決めた。特別な理由はなく、元々、筆不精なので・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:04:02

2010/12/23 木曜日

レイバーフェスタ2010

今日は午前中から”レイバーフェスタ2010”に出かけた。働くもののお祭り、というだけあって、映画・朗読・演劇・音楽など内容もてんこ盛り。いろんなことを見聞きしたので、一つ一つ書くと長くなるので省きます。所用があったので、夜の部は参加出来なかった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:23:09

2010/12/22 水曜日

『キック・アス』

諸般の事情があって、年末と言えども、どうも精神的には不安定。だから、あまり重い映画は見たくない気分。そこで見たのは(映画ばっかり見てる・・か・・)『キック・アス』。アメリカではヒットしたようだけど、日本ではあやうく未公開になりそうだった。まぁ、大体、近年、アメリカでヒットしたコメディの公開本数がかなり減っている。僕はあまり見ていないけど、「笑い」というのは意外と国境を超えることが難しいのかもしれない。(多分、ある時期からアメリカのコメディに人が入らなくなったので、配給会社も配給しなくなったのだろう。)そんな中でも、ほとんど単館上映規模でぽつぽつ公開される映画もある。『キック・アス』をコメディ、と言うのは違うかもしれないけど。(よく考えると、日本で意外と観客が入らないアメコミの実写だから二重、か。)東京でも1館しかやってないから、さすがに満席。前置きが長くなったが面白かったです。それで終わってもいい映画です。何のとりえもない、ボンクラ高校生がヒーローにあこがれてコスプレ。本気で悪人退治に行けばボコられるだけ。でも、ネット上で大人気に。という、ヒーローものを等身大で描いている。その姿が可笑しくもせつないのだが、特筆すべきは、後に仲間になる、11歳の女の子、ヒット・ガール!おやじ(演じるはニコラス・ケイジ)に鍛えられただけあって、跳ねるは、撃つは、強い。そして、映像はちょっと血が多め。刃物で切りつければ、きっちり血しぶきが飛びます。ラスト近くの2つの銃撃戦はスタイリッシュな映像がかっこいい。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:43:40

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