2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/11/27 木曜日

UPLINK FACTORY

今日は午後からUPLINK FACTORYにて、ドキュメンタリー祭関係の折込作業。VIDEO ACT!の上映では、いつもビデオカタログを配布している。このカタログには約60の団体・個人が参加していて、180本の作品が掲載されている。ドキュメンタリーは、今でこそ大手のメーカーから販売される作品も増えてきたけど、自主制作で作られた作品は世の中にはもっともっとたくさんある。以前は、見たいと思った作品があったら、A社・B社・C社と別々に注文しなければいけなかったけど、VIDEO ACT!はそうした団体をつないで、VIDEO ACT!に注文すれば、A社・B社・C社のビデオをまとめて買えるようにした。その大きな柱がこのカタログなのだ。2年に1度発行。で、今日は上映当日に配るカタログに加えて、いろんな団体から預かったチラシ(これが今までになく多かった・・)とUPLINKのチラシを折り込む作業。人数がたくさんいたから助かったけど、さすがに1週間の上映分を用意すると山のような量に。願わくば、全部はけて(それだけ人が来て)作業が無駄になりませんように。

作業中、朝日ニュースターの取材。代表の土屋さんが答える。ニュース枠で金曜日に放送予定。金曜日には、週刊金曜日にも掲載予定。少しは注目してもらえるといいのだが・・・。

作業が終わって、映写の打ち合わせ。この間、作業していたテープを全部渡す。17プログラムあるから、間違いや混乱がないように、出来るだけ丁寧にしたつもり。これでやっと一つの荷が下りた。(大げさですが、まあ、上映用テープがないと始まらないわけで・・・。)

今日、あらためて気付いたのですが、上に書いたカタログに掲載してあるような作品でも、お互いの団体は他の作品を見ていないことが多いだろう。僕自身、今回の企画を準備し始めて初めて見た作品が何本かある。この上映で、相互に作品を見るきっかけになればいいな、というのもドキュメンタリー祭の大切な要素なのだ、と思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:17:40