2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/7/9 水曜日

時間が空いたので・・・

今日は夕方から、某新聞の取材が入っていたのだが、先方の都合で明日になった。時間が空いたので映画に行こうかな、と思ったのだが、どうも目の前にやることがあると落ち着かないので、そちらを片付けることにした。

で、結局、今日も会報の作業。まあ、効率が悪いせいか、あれこれと時間がかかってしまっている。こういう作業が久しぶりだからしょうがない。

作業をしながら、学生会館の広報誌を編集・発行していた大学の頃を思い出した。20年経ってもやってることに進歩がない。まあ、不器用な生き方といいますか、初志貫徹といいますか・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:21:27

2008/7/8 火曜日

頭痛/住所録/舞台挨拶/映画祭(?)

なんだか、今日のことを書こうとしたら、あれこれタイトルを書いてしまった。

最近、時々、起き抜けに変な夢を見る。大体、何かに焦っている夢。そのせいか、起きると頭痛がする。

今日は基本的にデスクワーク。(と言うほど大げさではないが・・。)まず、この間、上映していただいた映画館に請求書を送る。精算が出来たから。2ヶ所はまだだけど・・・。でも、大体こういう計算て苦手で、ずぼらなんだけど、やってくれる人がいないから、まあ、自分でやるしかない。

その後、バイオハザード予防市民センターの会報の件で、住所録をしらべていたら、どうも、あらためて作り直したほうが後々、楽だと思えてきたので、約100人分、住所録を入力する。思わぬとこで、時間をくってしまった。

いくつか解決しておかねばいけないことがあった。名古屋と灰塚の上映に行こうかどうしようか、正式な返事をしていなかったのだ。いかんせん、交通費だってばかにならないわけで、ずるずると答えを先延ばしにしてきた。かと言って、どうするにせよ、決めておかないと先方にも迷惑がかかる。とにかく、両方、行くことにした。自分が行きたいからだけど。

今日は別の映画祭(?)のプログラム案を考える。(本当はVIDEO ACT!10周年企画。)11月ごろ開催したいと思っているので、まずは、どういう作品が出来るかプログラムを考えてみる。すると、なかなかに刺激的なラインナップになって、自分ではいいと思うのだけど、スタッフでまた相談してからだ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:30:41

2008/7/7 月曜日

映画祭(?)

映画祭になるのかどうか、まだよく分からないのだけど、某所での特集上映のプログラミングを頼まれていて、しばらくほったらかしにしていたのだけど、さすがにまずいかなあ、と思い、プログラムを考えてみることにした。

最近は便利なもので、ネットで情報収集をすれば、ある程度映画の基本データは集められると思っていたら、映画の公式サイトを見てみても、肝心の上映時間が載っていなかったりして、意外と手間取る。どういう方向で上映作品を考えるかが大事だから、あれこれ練っていたらこれまた手間取る。それでも、なんとか形にはなったかなあ、とは思うが先方が思ってるものとは違う可能性も大なわけで、どうなるかは分かりません。

もう一つ、プログラムを考えなければいけないことがあり、これもやろうと思っていたら、ちょっとくたびれた。こちらは明日の仕事としよう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:07:17

2008/7/6 日曜日

お休み

時々、何もせず、ぼーっとしていたい時がある。今日はそんな日でした。そんな日は外にも出たくない・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:08:27

2008/7/5 土曜日

原稿書きと編集/『王妃マーガレット』

今日はバイオハザード予防市民センターの会報向けの原稿を延々書いていた。やっと書き終わった、と思ったら、他の人の原稿を編集。なんとか来週、印刷できればいいのだけど。(まだ、原稿が集まらない・・・。)

夜、東京シェイクスピアカンパニーの演劇公演「王妃マーガレット」を見に行った。川野誠一さんが客演されていて、誘っていただいたのだ。僕はシェイクスピアはてんで疎いので、ちょっと心配だったのだが、見初めてしばらくしてから、すぐ馴染んだ。(もっとも、今作はシェイクスピアそのものではなく、登場人物の一人を主役にしたもののようだけど、それすら僕にはよく分かりません。)マーガレットがフランスからイギリスのヘンリー六世に嫁ぐことから起きる、権謀術数、疑心暗義による悲劇。川野さんはセリフが少なかったものの3役をやられて大変そうだなあ、なんて思ってました。(同じ芝居の中でよく役を変われるものだ。)

僕は芝居を見ながら、つい黒澤明監督の『乱』を思い出していた。『乱』はシェイクスピアの「リア王」を下敷きにしているのだけど、僕は日本でこの映画の評価が不当に低い、と常々思っている。この映画は狂った映画です。そして、老人である影虎が確かに主役ですが、物語の中心にあるのは楓の方が男をそそのかし、男が勝手に自滅し、国が滅ぶ話です。これは恐いです。その楓の方とマーガレットが少し重なって見えた。楓の方も悲劇が背景にあって、復讐するわけですし。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:01:22

2008/7/4 金曜日

連絡/『ゆめみたか』

あれこれ連絡が立て込んだ。すんなり話が通ればいいが、相手がいなかったりでうまくいかないことも。そういう時はついいらいらしてしまう。それでも、某新聞記者の方と連絡がとれて、来週、取材を受けることになった。ありがたい。

午後3時半から『ゆめみたか』というドキュメンタリー映画の試写会に行った。監督は伊勢真一さん。伊勢監督はもうベテランなのかもしれないけれど、伊勢さん初の自主制作映画『奈緒ちゃん』の時、少しだけ宣伝のお手伝いをさせていただいた。以前所属していた会社を辞めて、やることもなくふらふらしていた時に、ひょんなことから上映をお手伝いすることになり、映画館で映画を公開する喜びも苦労もその時学ばせていただいた、という感じだ。一緒に作品の現場で働いたことはないのだけど、いつもいつも相談に乗っていただいている。また、今作もそうだけど、伊勢さんの作品の音響を担当されている米山さんの仕事にいつも刺激を受けていて、『船、山にのぼる』の音響をお願いした、ということもある。

前置きが長くなったけど、この映画、とにかく楽しく元気が出る。主人公・田川律さんの笑顔と歌声が心に残る。そう、いつでも伊勢さんの映画は見終わった時に少しだけ心が軽くなって、ああ、これからも生きていこう、と思わせてくれるのだった。こういうことは簡単なようで簡単じゃない。今作では「歌ってなんだろう」という深いところまで考えさせてもくれる。ああ、僕も音楽ドキュメンタリーを作ってみたいなあ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:27:25

2008/7/3 木曜日

北海道の2日間

7月2日 少し早めに千歳空港に着く。予定まで時間があったので、G8メディアネットワークの市民メディアセンター天神山に行ってみた。その後、シアターキノへ行って、中島洋さん、ひろみさんにご挨拶。ホテルにチェックイン。18:30からシンポジウムの打ち合わせ。札幌のアーティストの磯崎道佳さん、アートコーディネイターの小田井真美さん(司会)が加わってくださる。PHスタジオの「船をつくる話」に関してあれこれお話をする。この日、キノカフェではアイヌ料理会が開かれていたので、僕もいただく。これがおいしいのなんの!・・・するとあっという間に時間がなくなって、ATTICでの映画講座で『ニュータウン物語』について話す時間に。3人の方が見てくれた。短い時間にがーと話した。・・・するとまたぎりぎりの時間になって、ふたたびシアターキノへ。もうすぐ、『船、山にのぼる』の上映時間。入りが心配だったけど、劇場に行ってみると、なんと補助席を出しているところでした。通路も一杯の満席。ありがたい。(磯崎さんが教えている大学の学生が数十人来てくれていたようだ。)僕も客席から見ました。

その後、シンポジウム。磯崎さんが「船をつくる話」の初期に参加されていたので、随分、具体的に話してくださり助かった。また、アートに関してはお二方は専門ですから、分かり易く、重要なポイントを話してくださり、これまた助かった。途中、自分でもしどろもどろになったとこもあって冷や汗。前のほうでは学生がノートをとっていたりする。なんとか1時間、話し終える。

その後、簡単に中島洋さんと打ち上げ。

7月3日 帰りの飛行機を遅めに採っていたから時間が少し出来た。どこか行こうかな、と考えていたら、昨日のシンポジウムでも少し話が出た、モエレ沼公園に行ってみたくなった。中心市街地から少し離れているから、大丈夫かなあ、と思いつつとにかく行ってみることに。迷うことなくバスで到着。ガイドには「ゆっくり歩くと半日かかる」なんて書いてあったから、入り口だけでもいいやと思っていたら、レンタサイクルがあったので、さっそく借りる。約1時間、自転車をぶっとばして散策。モエレ山に上るときには息切れしてなさけない。山のてっぺんでは、すごい景観と同時に、落っこちそうな不思議な感覚を覚えた。そもそも、この公演、イサム・ノグチの遺作として知られている。そう思ってみるからか、きちんとデザインされた空間であることがすぐ分かる。美しいと思う気持ちと、何か落ち着かない気持ちがせめぎあう。なんだろう、と思っていたら、古墳を思い出した。別にイサム・ノグチが眠っているわけではないが、何かを「残す」のだという意思と統制の取れたデザインが古墳との共通性を感じさせるのだろうか。いずれにせよ、見れてよかった。

ぎりぎりになったが、無事、空港について、帰京。充実した2日間でした。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:13:43

2008/7/1 火曜日

明日は北海道

「明日は北海道」と言っても、観光ではない。『船、山にのぼる』の上映とシンポジウム。シンポジウムのことを考えていたら、ちょっと緊張してきたが、まあ、しゃべれることしかしゃべれないし、あまり無理せずに。と書きながら上映と「シンポジウム」(それも「環境とアート」という、何やらすごそうな・・)というのは初めてなので、きちんとしないとね、とも思う。

北海道と言えば、以前、テレビドラマの仕事で1ヶ月ぐらいいたことがある。もう随分前なのだが。でも、その時の経験は確実に役に立っている、と思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:40

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