2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2011/10/31 月曜日

心身ともに・・・

今日から新作の公開に向けて動かなければいけないのだが、どうも心身ともに調子が悪い。困ったものだ・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:05:55

2011/10/30 日曜日

自宅で

今日は一日中、自宅で。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:25:46

『3・11』上映

今日は19:30~横浜の新港村で、VIDEO ACT!『3・11』の上映だった。内容に関してはいろいろあるかもしれませんが、僕個人としては、とりあえず上映が成立したことでほっとしています。3・11をテーマに映像作品を募集することを決めたのはいいけれど、本当に作品が集まるのか、不安だったし、プレッシャーもありました。何はともあれ15作品集まったし、様々な角度から3・11を受け止めている人たちがいる、そのことを表現する人たちがいることが分かり、提示できたことは意味があったと思ってます。もうひとつ個人的には僕の『曇り空』はちょっと物議をかもしましたが(?)、心境は分かると言ってくれる方もあり、ほっとしました。まだ先になると思いますが、いつかは頒布用DVD(実費だけでの販売)が発売されると思いますので、見れなかった方はしばらくお待ちください。

これで新港村で8月から続けてきた上映会もファイナル。正直、観客の入場者数は厳しいものがありましたが、新港村にVIDEO ACT!として参加できたのはよかったと思います。

次は自分の新作の上映に向けて動かないといけない、今日この頃。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:12:30

2011/10/28 金曜日

諸々準備

明日のVIDEO ACT!「3・11」上映会に向けて、配布資料やら諸々準備。もちろん、上映素材もチェック。(と言うのは、一昨日、ミスを見つけたので昨晩修正したりしていた。)これで、準備完了。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:27:10

2011/10/27 木曜日

『ひかりのおと』

先週末から東京国際映画祭が始まっているが、当面、やらなくてはいけないことが重なっていることもあって、何が上映されているか、ほとんどチェックしていない。もうひとつは、メイン会場である六本木にどうも足が向かない、ということもあるかもしれない。そんな中、どうしても見たい作品があったので、これだけは見に行った。見たのは『ひかりのおと』(山崎樹一郎監督)。監督の山崎さんは岡山県真庭市在住のトマト農家でもある。以前、岡山県津山市で『船、山にのぼる』を上映した時に見に来てくれたこともあった。前作『紅葉』も見ている。新作を製作中だったことは知っていたので、完成した作品を見たかったのだ。岡山の農村発、酪農家の話、と聞いていたので勝手に「地に足が付いた」映画を連想していたら、違った。むしろ、「地に足を付けよう」ともがいている映画だった。主人公は東京から実家の酪農家を継ぐために帰郷。だが、本当に酪農を継いでいけるのか、音楽への渇望、経済的に厳しい酪農家の現状などに逡巡している。同時に家族や恋人との関係にも微妙なものを抱えている。だが、この映画は、都市の人間が農村の人間に抱く勝手な幻想、たくましい酪農家、などを描きはしない。この映画の不思議な魅力は何なのかと考えていたのだが、鈍なところにあるんじゃないか、と思えてきた。普通、鈍感、などと言われるように、鈍というのはあまりほめ言葉にならないが、もそもそしたある種の重さがこの映画ではかえって魅力になっていると思う。セリフがやや硬いせいもあるのだが、主人公を演ずる人がプロの役者ではないせいもあるのだが、主人公が発する言葉が1メートルほど進んで、折れて帰ってくるような、言葉が遠くに届かないような感じがする。と同時に、失礼を承知で言えば、どこかもっさりとした、少しゆったりとした主人公の身のこなしは、映画のテンポをゆったりとしている。だが、普通の映画で言えばマイナスになるような要素がこの映画では妙なリアリティーとなって画面を覆っている。それは、実際の酪農家で撮影された、牛舎などの立たずいまい、山間地の地形などと呼応しているからでもある。僕はこういうテイストを持った映画をちょっと思いつかない。物語的にはいくつかの起伏はあるものの、取り立てて劇的な演出は意図的に避けられている。が、ストイック、というものとも違う。先程はリアリティーという言葉を使ったが、本当はそれも多分、違うだろう。冒頭、「地に足を付けようとした」と書いたように、何かの拍子で風船のようにふっと飛んで行きかねない危うさを持つ軽さと重力に引き寄せられる重さとがせめぎ合っているような感じなのである。僕はそこに山崎監督の誠実さを見る。この映画の底を流れるノイズは、酪農家のすぐ横を走る高速道路だ。現実の音としてもそうだし、精神的な意味でもそうだろう。(蛇足ながら、子どもの頃、あの高速道路が開通した時に、わざわざ家族で車で走ったことを思い出した)だからこそ、ラストシーンは一見ハッピーエンドに見えつつも、クレジット終わりの本当のラストカットはひときわ大きく高速道路のノイズが響き、決して安定が訪れたわけではないことを伝えている。こういう音の繊細な表現も久しぶりに聞いた気がする。この映画はあさってから、岡山県で50か所の上映が始まる。岡山でどう見られるのか、とても興味深い。と言うのも、東京の六本木で今日、見たわけだが、岡山弁は岡山弁を解する僕にとっても独特の雰囲気を持っていたと思う。が、岡山では日常だ。と同時に、岡山県と言っても都市部と農村部では全然生活環境が違うので、見え方も変わってくるはずだ。いずれにしても、岡山県の人は真っ先に見てほしい。いろんな意味で、本作はこれからの日本映画を考えるうえで、とても重要な作品だと僕は思う。僕の勝手な予想では、来年は地方で撮られた(本当は地方という言葉はあまり好きではないのだが、ここでは東京以外でというぐらいの意味)映画が東京の映画を包囲する、と勝手な予感がしている。そんな中、僕の新作は9割がた東京で撮った映画ではあります。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:54:17

2011/10/26 水曜日

『3・11』編集完了

今週末、29日(土)に上映する、VIDEO ACT!の『3・11』、今日、編集が終わりました。まぁ、編集と言っても、集まった15本をつなげて1本にまとめる作業。過去のVIDEO ACT!の3分ビデオでは、僕はこうした作業をやったことがなかったので、少し不安ではあった。と言うのも、15本計45分を飽きずに見てもらうためにはどの順番で上映するか考えなければならず、それはそれで頭を使うところだ。個人的にはなかなか楽しい作業だった。上映順に正解はないと思うけど、僕なりの順番を組み立てた。上映順は29日(土)当日、会場にて分かります。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:04:51

2011/10/25 火曜日

原稿校正

数日前からやっていた、文字起こしが昨日終了。・・と思っていたら、文字数を大幅にオーバー、約半分にしなければいけないことが判明。まあ、少しやればできるか、と今日やり始めたのだが、これが思ったより時間がかかってしまった・・・。最初、少しずつ削っていたのだが、それでも全然分量が減らない。最後は、えいやっと思い切ってバッサリカットする。これで規定文字数にやっとおさまる。こんなことは文章の編集をやっているひとならさっと出来るのだろうけど、慣れないことは骨が折れる。本当は、そのあと、「3・11」を1本につなげる作業をしようと思っていたが、中途半端な時間になり、明日に持ち越し。明日、なんとかなる、だろう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:54:25

2011/10/24 月曜日

VIDEO ACT! 「3・11」 上映作品決定!

VIDEO ACT!で「3・11」をテーマに公募していた映像作品ですが
多様な視点を持った上映作品が決まりましたのでお伝えします。
上映日は10月29日(土)です。ぜひ、ご来場ください。
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VIDEO ACT!「3・11」上映作品(順不同、上映順ではありません)

「八月のウグイス」(佐々木正明)
「あの時から、今」(大川晃弘)
「3.11・破壊」(正木俊行)
「動物たちの大震災 制作予告編」(宍戸大祐)
「計画停電の中の東京1~4」(柚木公奈)
「9・11の福島」(湯本雅典)
「今」(サンズイ+佐藤)
「3.11練馬から」(佐藤健人)
「曇り空」(本田孝義)
「なかのブレーキ」(土屋トカチ)
「学生による被災地支援のための市民メディアプロジェクト」(武蔵大学社会学部松本研究室)
「震災便乗解雇 ‐うさことパパの3・11‐」(遠藤大輔)

●日時:10月29日(土)19:30~
●場所:新・港村内スクール校舎(横浜市中区新港2-5 新港ピア)
(横浜みなとみらい線 馬車道駅 6番出口[赤れんが倉庫口]
万国橋・ワールドポーターズ方面へ新港ふ頭まで直進 徒歩約10分)
http://shinminatomura.com/access/index.html
●参加費:500円(※別途、新・港村入場料300円が必要です。)
●主催:VIDEO ACT! http://www.videoact.jp/
●問い合わせ:VIDEO ACT!「3・11」担当・本田
toyama@amail.plala.or.jp

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:22:48

2011/10/23 日曜日

文字起こし

今日は一日中、宿題をする日。僕が司会をした、あるトークイベントに関して、本を出版する計画があり、ずっと前から決まっていたことではあるのだが、新作のこともあり落ち着かず、という言いわけでずるずると作業を延ばし、締め切りが近付いてきてさすがにあせる。僕は文字起こしがどうにも苦手なのだけどやるしかない。ほぼ終わったのだが、もう少し残ってしまった・・。残りは明日へ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:35:46

会議

今日は午後からバイオハザード予防市民センターの幹事会。あれこれ、なかなかに難しい話を議論する。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:06:41

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