2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/7/20 月曜日

マネー資本主義

NHKスペシャルが連続して放送していた、マネー資本主義。見ていない回もあるのだが、今日は昨日放送分と今日の最終回を見た。特に昨日の「金融工学はなぜ暴走したのか」は興味深かった。僕みたいな素人には、何度金融工学の説明を聞いてもちんぷんかんぷんだが(それでも少しはわかったか?)お金に対する人間のむき出しの欲望の一端は分かったような気がする。こういう分野は一生縁がない、と思っていたけど、僕みたいな人間でも関係がなくはないのだろう。加えて、アメリカも日本も「景気対策」なんて巨額の税金を投入しているわけだけど、マネー資本主義に飲み込まれる構造自体にメスを入れたわけではないので、今後も新たな「商品」が出てきて、大損する人も出てくるのだろう。古い左翼的な「資本家像」ではこの複雑怪奇な金融工学を捉えきれないだろうから、根本的な批判はまだまだ足りないような気がする。それにしても、番組の最後で紹介されていた、自然災害すら債権化する「カタストロフィー債権」(だっけ?)なんていうものも生まれているのは、悪い冗談にしか聞こえないが、すでに多くの投資家が群がっているそうで気味が悪い話だ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:50:33

2009/7/19 日曜日

家で・・・

今日は出かける気にならず。自宅で過ごす。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:43:01

2009/7/18 土曜日

会議

月に一度のバイオハザード予防市民センターの幹事会。あれこれバイオ関係の話題を話す。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:34:38

2009/7/17 金曜日

『嗚呼 満蒙開拓団』

またもや今日も映画を見に行った。見たのは『嗚呼 満蒙開拓団』というドキュメンタリー映画。ドキュメンタリー映画が数多く映画館で公開されるようになってはいるが、ここ日本ではドキュメンタリー映画を作る状況はそう好転しているわけではない。そんな中、この映画の監督・羽田澄子さんは最も精力的に作品を作り続けている一人だろう。あまり年齢のことを言うのはよくないかもしれないが、すでに80歳を超えられていることも驚きだ。ご本人は全くそんなふうに見えないけれど。前置きが長くなったが、今作は満州に入植して、敗戦の混乱によって過酷な人生を送った人々を描いている。映画の冒頭、羽田さん自身も満洲(大連)から引き揚げてきた一人であることが語られる。そういう意味でも、どうしても撮らなければいけない作品であったことが伝わってくる。描き方はオーソドックスではあるのだが、同時に安心感もある。満州奥地から逃げてきた人々が語る体験はある人が映画で言っているように「生き地獄」そのもの。目の前で母が亡くなったり、兄弟が亡くなったり、自らの子供を手に掛ける場面を見たり、自決する人を見たり。こうした話を聞きながら、民間人(特に女性、子供、老人)を見捨てて逃げ出した軍隊とは何だったのか、怒りも湧いてくる。また、戦後も日本から見捨てられた。と同時に、命からがら逃げてきた人々の面倒をみた多くの中国人がいたことを決して忘れてはいけないだろう。そうした象徴が映画に出てくる、中国人が建立した「日本人公墓」なのだろう。

この映画を見た方は、来週まで上映されている『花の夢』もぜひ見てほしい。この映画では栗原貞子さんという一人の女性に絞って描いている。アプローチの仕方も全く違う。共通するのは、両作とも女性の映画監督であることだ。(そういえば昨日見た『台湾人生』も女性の監督だった。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:29:57

2009/7/16 木曜日

『台湾人生』

午前中だけのモーニングショーながらヒットしていると聞いていたドキュメンタリー映画『台湾人生』を見る。平日ながら今日も多くの人が見ていた。日本統治下の時代を生きた台湾の人々が日本に対する複雑な愛憎を語る映画。語られる言葉は日本語。一生懸命「日本人」として生きたが故に、いい思い出もあれば、戦後勝手に「日本人ではない」として見捨てられた悔しさ。大陸から来た人々による支配。とにかく時の政治に翻弄されながらも生きてきた人々の貴重な証言。内容はとても興味深かったのだが、惜しむらくは僕には編集・構成がややとっちらかった印象を受けた。特にドキュメンタリー映画で難しいのは、同じ時間・場所で語ったことを映画の流れの中でばらばらにした場合。語られる意味内容でつなぐのか、大きな流れの中でつなぐのかの判断は難しい。僕にはやや意味内容でつなぎすぎているように思えた。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:29:58

2009/7/15 水曜日

カメラテスト

今日は梅雨が明けて、快晴の天気。さっそく、先日買ったビデオカメラを持ち出して、テスト撮影、というかとにかくちょっと撮影をしてみた。昨日までは雨が降るんだか、降らないんだか変な天気が続いていたので、カメラを持ち出すのを躊躇したり、曇天のもとでは分らないこともあったから、日差しが当たってコントラストのきつい状況でどんなもんだか見てみたかった。自宅傍には親水公園があるので、小一時間撮影をしながら散歩。確かに暑いのだけど、やっぱりカメラを持っていると気持ちがいい。あれこれ明るさを変えてみたり、ズームを使ってみたり、歩いてみたり。カメラの操作は使ってみないとわからないから、そういう意味では何ができて、何がやりにくいのか、かなり分かった。やはり馴れないのは16:9のワイド画面。撮影を続けるとさすがに少しは慣れてくるのだが、そうするとカメラを構える前にも、自然とワイドで景色を眺めていることに気づく。(それにしても、16:9でも4:3でも見れるように撮影をしなければいけない、今のテレビのカメラマンは大変だろうな、とあらためて思った。現在、テレビはアナログ放送とデジタル放送が混在しているから。)自宅のモニター(ハイビジョン対応で、結構大きいサイズなのです)で撮ったものをみてみる。確かに「ああ、きれいだな」ぐらいは思っていたのだけど、今までのDVにダウンコンバートした映像と比べてみると、やはり全然違う。人間の目って、こうしてきれいな映像に慣れていくのでしょうか。ただ、やはり家庭用のカメラのせいか、メーカーの特性か、絵は少しどぎつい絵作り。べたっとして見える。また、家庭用の小型カメラの限界でもあるけど、手ぶれ補正があっても、微妙なカメラのブレはいかんともしがたい。特に手持ちで歩いて撮った映像は、ワイド画面のせいもあって、ちょっと酔いそう。横パンも4:3の時よりは意識的にゆっくりしないと、見にくいと思う。まあ、ほとんど遊びのようなものですが、少しずつカメラに慣れたらいいと思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:32:22

2009/7/14 火曜日

会報印刷・発送

昨日に引き続いて、会報の印刷・発送。諸々が絶妙なタイミングで進んだので、印刷も封筒詰めも早くできた。

早めにやることが終わったので、タワーレコードに行って、CDを物色。ここのところ、体が求めている音楽に変化が。気持の反映でしょうか。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:56:04

2009/7/13 月曜日

会報編集

例の如く2か月に一度やってくる、バイオハザード予防市民センターの会報の編集。今回は主に総会とシンポジウムの報告。特に難しいことはにはずだが、なんだかんだと編集に1日かかる。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:50:14

2009/7/12 日曜日

都議会議員選挙

とりあえず、東京都議会議員選挙に行く。選挙権を持ってからずっと選挙に行っていなかったのだけど、ある時から心を入れ替えて(?)選挙に行くようになった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:21:34

2009/7/11 土曜日

「グリーン・ニューディール」

NHKの番組を本にした(番組は未見)「グリーン・ニューディール 環境投資は世界経済を救えるか」という本を読んだ。オバマ大統領になって、アメリカが大転換をしている話は耳にするわけだけど、具体的に何がどうなっているのかはあまり気にしていなかった。この本を読む限りでは、自然エネルギーでの発電、スマート・グリッドと呼ばれる新しい送電網などかなり本気で変化がおきていることが分かる。同時に、相変わらず縦割り行政の弊害で、技術力はあっても生かす政策が打てない日本の姿も。また、アメリカは環境第一で転換しているだけではなく、エネルギー安全保障(できるだけ自国でエネルギーをまかなう)の観点で転換しているのもわかる。その点でも、日本は遅れているのだろう。もっとも、「環境問題」としてはいくつも疑問があるけど、とりあえず置いておく。

なんでこういう本を読んだかと言うと、極めて個人的な事情。この本にも投資家の話が出てくるが、「環境バブル」と言われるほど新たな投資先にもなっている。僕は投資家なんてものじゃないが、前にも書いた亡き父のなけなしの遺産を相続して、証券会社で運用していたりする。自分でも笑うしかなかったのだが、昨年の金融不況で資産は一気に半分になった。今年になってから少しずつ回復していたのだが、証券会社の方の勧誘もあって、一部を別の形で運用することにした。それが、グリーン・エネルギー・ファンドというもので、アメリカのグリーン・ニューディールに関わる企業に投資する、というものだ。まあ、よく分からないので、いいか、と思って運用方法を変えたはいいけど、今更ながら実態がよく分からないので、参考に本を読んでみた次第。現実にはいきなり下がって損をしている。ああ。所詮、悪銭身に付かず、といったところか。(悪銭ではないと思うけど・・・。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:55:22

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