2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/6/21 日曜日

平和のためのコンサート

今日はいよいよ平和のためのコンサート、本番当日。例年と違って、通しのリハーサルが出来ないばかりか、開演約30分前にしか関係者もホールに入れないという、かなり厳しいタイムスケジュールだったので、スムーズに開演できるか、不安でもあった。予定より早くステージで立ち位置など確認できたので、結果、5分押しでスタートすることができてほっとした。スティーブン・リーパーさんの講演も意義深いものだった、と思う。(思う、というのはその後のコンサートの進行を確認したりしていて、落ち着いて聞けなかったから。)コンサートもいろんな方の協力で3度の舞台転換もスムーズにできた、と思う。とにかく、見に来てくださった観客にだれることなく見ていただきたかったから。客席は満席。見てくださった方々からも好評だったようで、裏方(舞台監督)としてはほっとしました。コンサートもゆっくりは見れなかったけど、いいコンサートだったと思います。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:02:07

2009/6/19 金曜日

CORNELIUS:SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW

書こうと思って忘れていた。少し前にCORNELIUSのDVD「SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」を見た。昨晩も見た。映像のことはおいておいて、演奏が素晴らしい。けれども、見ながら思っていたのは、一体全体、どこがどういいのかを表現するのはやっかいだなあ、ということだったりする。実は、アルバム「SENSUOUS」はあまり聞かなかった。音の実験具合が進みすぎて、それほど面白くは思えなかったのだ。けれども、このライブではそうした曲もバンドとしてこなれているので、実に面白く聴けたのが第一の驚き。で、CORNELIUSのやっていることは、現在のポップフィールドからすれば、相当ずれていて、変なことをやっていると思うけど、それらをちゃんとポップに聞かせてしまうところが面白い。特に最近ますます、歌詩とも呼べない、単語の発語でしかないような曲では、実験的というよりは実は意外と言葉を音としてとらえる、子供が初めて喋るような楽しさを持っていることに気づいた。ことほど左様に、相当変態的だが楽しい、という面白いライブDVD。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:42:36

『チョコレート・フィター』

ここのところどうもパッとしないので、スカッとする映画でも見ようと思って、ずっと気になっていたタイのアクション映画『チョコレート・ファイター』を見た。一にも二にも、主演女優のジージャーが素晴らしい。アクションシーンっていろんな見方があると思うけど、久しぶりに立ち姿が美しい人を見た、という気がする。もちろん、蹴りやパンチがカッコイイのだけど(あ、ムエタイアクションなのでもちろん肘打ち、ひざ蹴りも)、蹴った後、殴った後の立ち姿が美しいのだ。そして、ラストのビルの壁面を使ったアクションシーンには驚く。ただどういうわけか、面白い映画を見た時に感じる、背中がぞくぞくするような感じがなぜかしなかった。これは理屈ではなく生理的なものなので全く説明できない。この映画自体は間違いなく面白いのだけど。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:10:00

2009/6/17 水曜日

事務的なこと

突然舞い込んできたことを処理するために、あれこれ事務作業をしていたらえらく時間がかかってしまった・・・。こういう時もある。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:46:32

2009/6/16 火曜日

うまくいかない時は・・・

何事もうまくいかない時は諦めが肝心、と人は言う。でも、人によっては、粘ってみるべきでは、とも言う。多分、正解はない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:15

2009/6/15 月曜日

Chim↑Pom展覧会「広島!!」

昨年の騒動、そして本を読んでから気になっていた、Chim↑Pomの展覧会「広島!!」をやっと見ることができた。Nadiffの展示は1階に「リアル千羽鶴」、B1で映像の「広島の空をピカッとさせる」となっていた。やはり気になるのは映像。写真で見た時の違和感は、映像を見るとまた違った感想を持った。一言で言えば、間抜けだ、と思った。ただし、この「間抜け」という感想は全否定を意味しない。そもそも、なぜ文字を空に書いたのか、という疑問は変わらないのだけど、映像では飛行機が空に文字を書く時間がそのままリアルに表現されているので、「ピカッ」という文字が見えるまでかなり時間がかかるし、「ッ」が描かれる頃には最初の文字はほとんど消えかかっている。だからどうしたって間延びしている。「ピカッ」は確かに原爆を表象するものだろうけど、映像はどう見たってのんびりしたものだ。文字というせいもあって、間抜けに見える。思うに、こうなることは予測してやっているはずだから、間抜けに見えたことは十分戦略のうち、なのだと思う。問題はここからで、その戦略は成果を上げているか、というと僕にはそう思えない。ただ、なんだかなあ、という引っかかりを覚えたのだから、それはそれで成功しているのかもしれない。だけれども、Chim↑Pomの他の映像作品から感じた、価値をひっくり返すような爽快感は、ここにはない、と僕は思う。それぐらい、原爆というテーマは強力なのかもしれない。もしかすると、広島現地での騒動を知った後にこの映像を見る人たちは拍子抜けするだろう。そこがもっとも面白かったりして。ただし、この作品が広島でどう見られるかは分らない。不謹慎だと思う人が多いのか、あほじゃなあ、と思う人が多いのか、分らんは、と思う人が多いのか、面白いと思う人が多いのか。そういう意味でも、やはり広島でもやってほしい、とは思う。「リアル千羽鶴」もあまり面白いとは思えませんでした。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:42:37

2009/6/14 日曜日

三沢光晴が死んでしまった・・・

朝、新聞を見てショックだった。あのプロレスラー、三沢光晴が試合中に亡くなった、というニュースだった。僕は熱心なプロレスファンではないのだけど、三沢さんが2代目タイガーマスクのマスクを脱いで「三沢光晴」になった試合をテレビで見てから気になる選手だったし、ノアを旗揚げしたときからもテレビではよく見ていた。(そのテレビの放送も地上波ではひっそりと3月末で終わった。)最近は、総合格闘技が盛り上がっていて、プロレスはどんどん分が悪くなっていたけど、僕は逆に総合格闘技を見たからこそ、プロレスの面白さに改めて気付いたこともあった。僕の中では三沢光晴VS小橋健太のGHCヘビー級選手権は忘れられない試合です。ご冥福をお祈りします。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:23:12

2009/6/13 土曜日

怠惰な一日

あまり出かける気にもならず、一日中読書。

未分類 — text by 本田孝義 @ 20:54:45

2009/6/12 金曜日

弱気と強気と・・

弱気と強気が交差して、精神的には不安定。まあ、そういう時もある。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:44:00

2009/6/11 木曜日

最近読んだ本

最近読んだ本をメモ程度に。

「海の底」(有川浩)「獄中記」(佐藤優)「打ちのめされるようなすごい本」(米原万理)「雷神の筒」(山本兼一)「船乗りクプクプの冒険」(北杜夫)「名もなき毒」(宮部みゆき)。

特に何かの参考に、ということは全くなく気が向くままに乱読。いずれも文庫。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:37

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