2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2012/3/27 火曜日

『鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言』

明日はチラシの入稿、なのに予定原稿が一つ届かず。そんな状況で映画見てる場合か、というのもあるが、懲りずに映画を見に行った。『鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言』というドキュメンタリー映画。実は、多分、最近もっともヒットしたドキュメンタリー映画、のはず。映画は法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔の再建などを手掛けた棟梁のドキュメンタリー。西岡常一の言葉にはいろいろ考えさせられることが多かった。そういう意味では、見てよかったドキュメンタリーだったのだが、一つの疑問としては、かつて作られた作品(僕は未見)と追加撮影したシーンによって、新しい作品になっているのだが、追加撮影されたシーンは少なく、再構成した意味が、今一つ良く分からなかったことだった。前の作品も見てみたい、と思った。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:02:19

2012/3/26 月曜日

対談「被災地を歩きながら考えたこと」

今日は夕方から3331 Arts Chiyodaに行った。今日は少し暖かかったので、自転車で出かけた。約20分ぐらいだろうか。五十嵐太郎さんと磯達雄さんの対談「被災地を歩きながら考えたこと」を聞いた。五十嵐さんの著作「被災地を歩きながら考えたこと」が貴重なのは、今回の震災を建築という視点から徹底的に現地を見て書かれていることだ。今日は本にも出てくる話を基本に、本人の口から話が聞けたのはよかった。五十嵐さんには『モバイルハウスのつくりかた』のプレスシートに的確な文章を書いていただいた。だから、講演後、簡単にお礼を言ってから帰路に着いた。帰りは日が落ちて自転車は寒かった・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:17:34

2012/3/24 土曜日

会議2つ

今日はまず、午後、バイオハザード予防市民センターの幹事会。あれこれ議題は多かったのだが、僕は特に新型インフルエンザ特措法について、あれこれ喋っていた。

夜、映画『渋谷ブランニューデイズ』の上映委員会会議。急な話だったのだが、4月28日にUPLINKでの公開が決まり、急ピッチでやらなければならないことがいっぱいある。本当に時間がないのだが、最善を尽くすべく、僕が言えることは伝えた、つもりだ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:45:32

2012/3/23 金曜日

『モバイルハウスのつくりかた』第1回マスコミ試写

今日は新作『モバイルハウスのつくりかた』の第1回マスコミ試写だった。朝から雨が降って、いったいどれほど人が来てくれるか不安だったのだが、とりあえず盛況でほっとした。評価のほどはおいておいても、まずは見てもらわないことには始まらないから。また、今日は僕も試写室で自分の映画を見た。しばらく見ていなかったこともあったし、関係者以外の方に見てもらうのは今日が初めてだったので、皆さんの反応を知りたかった、ということもある。上映後もいろんな方に声をかけていただいた。まずは順調な滑り出し、なのかもしれない。他の監督がどうか知らないけれど、あと4回の試写にも全て立ち会うつもりです。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:58:29

2012/3/22 木曜日

『プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生』/『立入禁止区域・双葉』

試写で「プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生」(監督:飯塚俊男)を見る。プッチーニの「蝶々夫人」における日本誤解を本場イタリアで正そうと奮闘するドキュメンタリー。その情熱にまずは圧倒される。その上でねじくれた文化について考えていた。 昔、学生時代、サミュエル・フラーなどの映画を国辱映画祭となうって上映していた。そうした映画の原点には、「蝶々夫人」があるんだろうな。もう一つ、クローネンバーグの「Mバタフライ」のことも頭をよぎっていた。声楽家の知り合いも多いので、お勧めしておこう。

その後、明日は試写の初回ではあるのだが、どうも落ち着かないのでもう1本映画を見ることにした。見たのは『立入禁止区域・双葉~されど我が故郷~』(監督:佐藤武光http://www.imagesatellite.sakura.ne.jp/futaba.html というドキュメンタリー映画。タイトルからも分かるように、原発事故後、立入禁止区域になってしまった双葉郡の各地や避難者が避難した地域を、同地出身の監督がレポートする映画。あえてレポート、という言葉を使ったのだが、監督がマイクを持って各地に突撃取材よろしくつっこんでいく様が、どこか昔のテレビレポートのような趣を感じたからだ。(音楽もそんな感じがする。)同時に、編集が少し雑で、撮影日と地域がかなり速く切り替わるので、正直、所々ついていけなくなる。こう書くとなんだか良くない映画のように聞こえるかもしれないが、僕は嫌いになれない。なぜなら、監督がどうしてもこの姿を、この状況を伝えたいんだ、という熱い思いがほとばしるように伝わってくるからだ。いくつもの被災地で撮られた映画を見てきたが、その情熱は一番かも知れない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:06:19

2012/3/21 水曜日

プレスシート/会報印刷・発送

今日、『モバイルハウスのつくりかた』のプレスシートがほぼ出来てきた。そんなに分厚い資料ではないが、内容的には必要十分、ぐらいだと思う。

バイオハザード予防市民センターの会報を印刷しようと思ったのだが、印刷室が夕方までふさがっていたので、事務所に行ってこまごまとした作業をする。

その後、印刷。封筒詰めをして、なんとか宅急便に間に合う時間に滑り込む。いつもより、急ピッチで作業をしたもんだから、少しくたびれた・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:57:19

2012/3/20 火曜日

『戦火の馬』

今日やる予定だったことが出来なくなって、1日、ぽっかり時間が空いてしまった。だから、映画を見に行った。それにしても、自転車で映画を見に行ける、というのはありがたい。僕の住む錦糸町には12スクリーンあるので、メジャーな映画は大体、見ることが出来る。

さて、見たのは『戦火の馬』。感想を一言で書くと、普通に良く出来た映画でした。特に気になったのは、冒頭から映画のルックが往年の映画のカラーを再現したかのような色合いになっていること。ヤヌス・カミンスキーの撮影としては、こういうルックの画面は初めてではないだろうか。それはもちろん、こういう題材だから狙って、ということだと思う。それにしても、馬の演技は素晴らしかったです。誰かがスピルバーグの映画における、ライド感(乗り物感)について書いていたけど、本作は物語が馬に乗って進む話でした。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:13:42

2012/3/19 月曜日

編集/搬入/てれれ@路地と人

今日は昨日から進めていた、バイオハザード予防市民センターの会報編集の続きをやる。午前中に原稿がすべてそろったので、無事、編集は修了。明日、印刷しようと思ったら、いつも使っている公共施設が休日なので休み。明後日に持ち越しだ。

夕方、『モバイルハウスのつくりかた』の上映素材を試写室に搬入。今週末に、ついにマスコミ試写が始まる。ちょっと緊張する1週間。

夜、路地と人 http://rojitohito.exblog.jp/ に行って、カフェ放送てれれの3・4月号、を見る。今回はさらに幅広い内容で頭がとろけそうだった。ロス暴動のドキュメンタリーがあったかと思えば、最後は冬に採れたスイカをめぐって佐賀弁が炸裂する作品あり、と。こういう自由な風が僕は好きだな。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:42:07

2012/3/17 土曜日

「つくることが生きること」東日本大震災復興支援プロジェクト展

今日は3331 Artts Chiyodaに行って鎌仲ひとみさんのトークを聞いた。鎌仲さん単独のトークを聞いたのは久しぶり、かもしれない。

その後、「つくることが生きること」東日本大震災復興支援プロジェクト展を見た。被災地ではこの1年間、様々な建築家・アーティストが様々な活動を行ってきた。この展覧会は、その「成果」を見せるということではなく、とにかくどういう活動があったのかを総まとめするような展覧会だった。個々のプロジェクトへの評価は色々あるだろうが、僕はこうして全体が見渡せるような展覧会はとても重要なものだと思う。出来たら、いつか本として見て(読んで)見たい、と思った。今回の展示では、復興リーダーからのメッセージは絶対見てほしい。映像としては13人のインタビュー映像なのだが、1人1台展示され、モニターが縦位置に置かれていて、映像が等身大で撮られているから、映像の人と向かい合って対話しているような感覚もわく。インタビューは昨年7月のものと、今年1月のものが収録されている。場所も違うし、職業、立場などばらばらだかれど、じっくり話を聞くといろんなことに気付くはずだ。さすがに全部見ると時間がかかるけど、時間が許す限り見てほしい映像だ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:42:52

2012/3/16 金曜日

『だんらん、にっぽん』

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:17:51

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