2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2010/10/21 木曜日

検証・日本のメディアアクティビズム:第3回 市民メディアの勃興、挫折、現在

 以下、案内です。

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検証・日本のメディアアクティビズム
◆第3回 【市民メディアの勃興、挫折、現在】

デジタル技術の進歩によって、誰もが自由に表現できる時代に入った。
DVカメラの登場やブロードバンドの整備によって個人が放送局を
持ったり、情報発信することが可能になったとも言われる。
一方で、1995年の阪神大震災以降、地域のコミュニティ放送局や
ケーブルテレビ局においても、市民メディアの活躍は大きく広がった。
とはいえ、オーマイニュースやJANJANなど、市民参加型のネット
メディアは活動を停止。海外などと比較すると、日本における
市民メディアは規模も影響力も小さく、社会における認知度も低い。
なぜ、日本では市民メディアが根付きにくいのか。日本における
市民メディア活動の軌跡を振り返りながら、ソーシャルメディアが
盛んな現在において、市民メディアにどんな意義があるのかを
語り合う。

[トーク]:白石草(OurPlanetTV)、岩本太郎(フリーライター)
*トーク1時間、ディスカッション1時間30分程度の予定です。

▲日時:10月27日(水)19時~21時半頃
▲場所:素人の乱・12号店
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F(奥の部屋)
JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
北中通り沿い素人の乱シランプリ向かい
アヤマ接骨院脇の階段を昇って奥
地図→http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
当日問合せTEL:090-8647-5030(土屋)
▲参加費:500円
▲主催:メディアアクティビスト懇談会
e-mail:maroundtable@gmail.com
TEL:03-3296-2720(OurPlanet-TV内)

※当日は、インターネット動画配信・記録を行います。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:58:21

2010/10/20 水曜日

マイクチェック/編集テスト

先日の撮影で気になっていた、外部マイクの雑音の原因を解明しようと思い、自室でチェックしてみる。最初は接続端子の問題かと思っていたのだがそうではなかった。マイクを付けたまま、少しカメラを振ってみると雑音が入る。横から口で吹いてみると雑音が。やはり原因は風であった。それも微風でも弱いようだ。それほど大したマイクではないので、新しいマイクを買うことも考えて家電量販店に行ってみる。踏ん切りはつかず。それでも何か改善しないとと思い、秋葉原の某所に行って、ウィンドウジャマー(時々テレビでも映る、モコモコしたあれです)を探してみる。僕が持っている外部マイクにピッタリなサイズのものがあったので購入。明日、装着してテストしてみよう。その後、事務所に行って編集でいくつか気になっていたことがあったので試してみる。今のうちに何が出来て、何が出来ないかを試しておきたい。後々、あたふたすることがにように。

 夜、「ビートたけしの究極の大疑問!世の中はカネがすべてか!?」を見る。坂口恭平さんが都市型狩猟採集生活者を紹介するコーナーの冒頭、数秒僕が撮った映像が流れました。クレジットも入れていただき感謝。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:56:45

『日々の呟き』

今日は夜、ポレポレ東中野で開催中の”ドキュメンタリー・ドリームショー 山形in東京2010”に行ってきた。2年に一度開催されている、山形国際ドキュメンタリー映画祭。映画祭が開催された次の年の東京上映もすっかり定着した催しになっている。僕は今回東京の上映には全く足を運んでいない。特に理由もないのだが、単に怠惰なだけ。今日は加藤孝信さんが撮影をした作品『日々の呟き』が上映されるので見に行った次第。昨年の山形での上映時は、僕が行った日には上映が終わっていて見れなかったので見たかったのだ。本作はフランスの監督、ジル・シオネ、マリー゠フランシーヌ・ル・ジャリュが太宰治に魅了された人びとを描くドキュメンタリー。(舞台は日本。)まずは加藤さんのカメラがとても端正で、プロの仕事とはこういうものだ、と感じ入った。と同時に内容に関しては僕には入り込めない部分があった。どこか座り心地が悪い、とでもいいますか。僕は太宰治のファンではないので、ファンの方が熱心にどのように影響されたかを語れば語るほど、ちょっと置いてけぼりをくらったような気になってしまった。もっとも、太宰治入門みたいな映画を撮ってもしょうがないわけで、正確に言えば、太宰治の文学が現在までどのように乱反射しているのかを描いたのが本作、と言えるのだろう。それから僕が見ながら気になっていたのは、「演出」だったりもした。あからさまな演出があるわけではないのだが、出でいる人たちときちんと段取りを踏まなければ撮れないカットがいっぱいあって、僕はついついそういうところに目が行ってしまった。今日の上映には監督も来日されていて、上映後、会場との質疑応答もあったのだが、「劇映画のような演出をしたのはなぜか」というような質問も出ていた。監督は「太宰治のような作家をテーマとしたので、事実と虚構の曖昧な境界も取り入れた」というようなことを言っていた。もっとも、逆に言えば、実によく練られた撮影がされているわけで、僕なんかには到底真似できない。結局のところ、内容と形式がどう有機的に結びついているかが大切なので、僕には今日のところ答えが出せそうにない。

未分類 — text by 本田孝義 @ 1:40:49

2010/10/19 火曜日

SDカード

昨日撮った映像をチェック。約2時間分。世の流れもあって、ついに僕もテープレス、SDカードへの記録とあいなった。便利なことに自宅のハードディスクレコーダーはSDカードを読めるので、自宅の大きなモニターで見てみる。所々ピントをはずしている。もっとも、小さな液晶画面で見ながら、少しピントが甘いかなと不安に思った個所ではあったので、自分の感覚が間違いではなかったのだが。(が、微修正できなかった・・・。)音が所々、ぼこぼこいっている。風はそんなになかったはずなのに・・・。原因を究明せねば。全体的にはおおむね満足。その後、SDカードだけを持って、事務所へ。事務所のパソコンに映像を取り込む。2時間分が約15分で取り込めたので、確かに楽だ。と喜んではみたものの、ここで神経症的な不安が。SDカードでの撮影の基本的な考え方は、映像を取り込んだ後、データを消去すること。(もちろん、映像を撮りためておくことも物理的には可能だが、今回僕が使った32GBのSDカードは安くて1万円以上するので残し続けるのは経済的にはちと厳しい。)だから、データを消去すると思うとバックアップ分も作っておいた方がいいか、と思い別のハードディスクにもコピー。慣れないせいもあって、ここでさらに不安になって、念のためBlu-rayにもコピー。これにはえらく時間がかかってしまった・・・。このBlu-rayのデータが編集に使えるかどうか分からなかったのでチェック。どうも無事、編集にも使えそうだ。そんなことをやっていたら、えらく作業時間がかかってしまう、なんのために早く取り込めたのか分からない、というアホなことに。単に慣れていない、ということなのだけど。今のところの僕の印象では、長い作品を作るには、あんまり向いていないような気がする。どうなるか分からないけど、しばらく思考錯誤が続きそう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:10:57

2010/10/17 日曜日

ワークショップ

今日はワタリウム美術館に行って、坂口恭平さんのワークショップ「0円ハウスを作ろう」の撮影に行ってきた。先週買った、NEX-VG10を初めて実戦投入。まずは美術館にて簡単な説明。今回のワークショップは子供たちを対象にしたもの。ワタリウム美術館では長年こうしたワークショップをやられているそうで、今年は全8回(月1回)。今日は第5回。(講師・テーマは毎回変わる。)美術館から製作場所の公園まで皆で移動。11時ころから作り始める。もう一人の講師は”隅田川のエジソン”こと鈴木正三さん。作る家は2軒。子供たちはお二人の教え方がうまいこともあって、みんなのこぎりも金槌の使い方がうまい。どんどん家の形が出来ていく。約2時間後、ほぼ形が出来る頃にはみんな大騒ぎで本当に楽しそう。僕はと言えば、楽しみながらも新しいカメラの初めての実践ということもあり、思うようにいかないこともあり、四苦八苦しながら撮影。撮った映像はまだ確認していないのですが。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:13:20

2010/10/16 土曜日

某所にて・・・

諸般の事情でスケジュールがいくつか変更結果、とある方面に不義理某所に行ったのだけど、詳細は書かないでおきます(それほど大したことではないけど

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:28:29

2010/10/15 金曜日

最近見た映画

最近見た映画。(録画含む。)『TSUNAMI』『十三人の刺客』『ハムナプトラ3』『ザ・ワン』『バイオハザード3』。ほとんどボンクラ中学生のノリ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:20:44

2010/10/14 木曜日

カメラテスト、続く

今日はまず、マイクテスト。NEX-VG10のマイクはかなり特殊なマイクで、指向性をかなり持たせた、ということになっている。そこで、小さめながらも指向性が強いガンマイクと比較してみたのだが、当たり前ながら人の声はガンマイクの方がちゃんと拾う。念のため、いつも持っていくことにしよう。それから今日もカメラを持って出かける。昨日は三脚固定で撮ることが多かったのだが、今日は手持ちで。さすがに手持ちでピントを送るのは大変だが、訓練するしかない。とにかく、どんなカメラでも自分の手になじむことが大切だから。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:18:52

カメラテスト

昨日買った、NEX-VG10のカメラテストをさっそくやってみる。はたしてどんな映像が撮れるか、期待と不安と。自宅近くの公園で撮影。このカメラの大きな特徴である、ボケ味を生かした映像を撮ってみる。確かにボケる、ボケる。被写界深度、という言葉を久しぶりに思い出す。逆にいえば、今までいかにいい加減な撮影をしていて、被写界深度など気を使っていなかったか、ということでもあるのだが。人間の目の自然な見え方としては、目の前のものを大体等価に、どこにもピントがあった状態で見ていると思うのだけど、撮影された映像においては、ある物体の存在感を浮き立たせるためには、ピントがあった部分、合わない部分があると立体感や強調感が出てくることがある。ボケ、というのはそんなイメージを作れるということだ。もちろん、放送用のうん百万円するようなカメラなら、それほど苦にせずそういうことが出来るのだが、このクラスのカメラでこういう映像が作れるのは画期的かもしれない。もっとも、それだけピントの調節は大変で、カメラについた液晶画面でピタッとピントを合わすには相当神経を使わなければいけないこともよく分かった。ズームに関しては店頭で触っていて分かっていたことではあるのだが、電動ズームではなく、手動でリングをぐるぐる回すのは慣れるまでは相当大変そう。多分、慣れてもスムーズなズーム、というのは難しいだろう。このカメラは一眼レフデジタルカメラがベースになっているから、ズームを使うとにょきっとレンズが飛び出してくるのが、ビデオカメラとしては異色。知らない人が見ると、相当に変に見えるだろう。テスト撮影した後、事務所に行って、SDカードをパソコンにつっこんで取り込み。確かにAVCHDの読みとりは早い。こんなので本当に大丈夫?と思うぐらい。映像はきれい。ただし、操作に手間取ったせいか、レンズを触る音が意外に大きくぼこぼことノイズが入ってしまうのがちょっと困りそう。取り込んだ映像を一通り見た後、軽く編集のテスト。昨年までは「重い」と言われていたAVCHDの映像もさくさく動く。これなら編集でストレスを感じることはなさそう。もうしばらくは慣れるためにもカメラを使ってみよう。そして、このカメラを生かした撮影をしなければ、と思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:08:19

2010/10/12 火曜日

NEX-VG10を買った

ここしばらく、新しいカメラを買いたいと思って悩んでいたのだが、ついにSONYのNEX-VG10を買ってしまった。自分が店頭で触った感触やネット上の評判、雑誌の記事などを見ていると、ダメな部分が色々あるカメラだとは思ったのだが、画づくりに関してはなかなかいいと思うこともあったり、業務用の値段が高い(まぁ、VG10も安くはないけど・・。)カメラは手が出ないし、今の自分が使ってみたいと思ったのがこのカメラだった。いわゆる報道的な使い方にはまず向かない。僕が今撮りたいと思っている状況でどのように使えるかは未知数。テープを離れてカードのみの収録も未体験。しばらくは試行錯誤が続くだろう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:29:24

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