2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/11/8 日曜日

静岡県静岡市上映

今日は午前10時から静岡県静岡市で『船、山にのぼる』の上映。上映してくださったのは、清水市で40年も自主上映を続けている清水映画サークル協議会。昨年、同じような時期に2人の方から代表の山本さんを紹介していただき、ずいぶん前に上映を決めていただいていた。この時期、静岡で国民文化祭があるということで、そのタイミングに合わせて今日の上映になった次第。日曜日の午前中という、ゆっくりしたいであろう時間帯にかかわらず、多くの方に見ていただけた。上映後、トークをしたのだが、またつい喋りすぎた、かもしれない。質疑応答の時間が少なくなってしまった・・・。何はともあれ、いまだにこうして上映が続いているのはありがたいことだ。

今日の上映はもう1本、ドキュメンタリー映画の上映があった。昨年公開された際に見逃していて気になっていた作品『地球のステージ ありがとうの物語』を見れてよかった。紛争地で医療活動をし、ご自身で歌も歌われる桑山紀彦さんを追いかけたドキュメンタリー。監督の佐藤威一郎さんにもお会いしました。長くテレビの仕事をされてきたベテランの佐藤さんが初めて作られた映画なのだとか。とてもまっすぐな映画でした。

2本の上映後、会場の上にあるレストランでスタッフの皆さんとお茶。富士山と清水港の眺めがとても美しかった。いろんな話をした後、解散。新幹線で東京に帰る。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:40:40

『海岸通団地物語』/VIDEO ACT!上映会

今日は2つの上映会へ。まず、ヨコハマ国際映像祭の上映プログラムにて『海岸通団地物語』を見る。馬車道に来るたびに気になっていた、海岸通団地。僕も何度か中まで入って建物を見たことがあるのだけど、味わいがある団地だなあ、と思っていた。再開発されると聞いて、残念だなあ、とも思っていた。また、僕の『ニュータウン物語』は一戸建の話が多く、いわゆる団地マニアには物足りないかもしれないけれど、少し重なる部分もあるかと思い気になった作品だった。見始めてしばらくは焦点がどこにあっていくのか少し分からず戸惑ったのだが、後半になるにつれ団地に住んでいる人達の人生が見えてくるにつれ面白くなった。監督の杉本さんのどんどん突っ込んでいく感じが(ちょっとガサツだけど)魅力かもしれない。団地は団地でも、港町特有の話(大晦日、船が一斉に汽笛をならす、など)も興味深かった。

その後、BankARTの様子が気になって行ってみた。正直言って、少し寂しい。この機会にしか見れない映像がいっぱいあるのに、残念。個人的には人が多いほど、『船、山にのぼる』のDVDも目に触れる機会が増えると思うので、残念。(この映像祭に合わせてDVD化したのだし。)「うちにもって帰ろう!映像アンデパンダン展」を覗く。どうしても気になったDVDがあったので、じっくりモニターで見て考える。結局、2枚買ってまた散財。ああ。

それから飯田橋に出て、VIDEO ACT!上映会。この上映会ももう47回目。よく続いているなあ、と自分でも思う。今日上映したのは、2本とも初めて作品を作った人たち。(偶然にも、上記『海岸~』の杉本さんも初監督だとか。)1本目は『るんみの場合』。るんみというのは人の名前。若い在日の方のドキュメンタリー。ほぼ2つのインタビューで成立しているシンプルな構成だが、在日から見た韓流ブームの話は興味深いし、拉致問題が大きく取り上げられた時の動揺の話などなかなかうかがえない話が聞けてよかった。2本目は『神の舞う島』。今、山口県の瀬戸内海では上関原発の建設で揺れている。現地ではかなり大変な状況になっていることは漏れ伝わって来るけど、マスコミはほとんど報道していない。このビデオは、反対運動を続けている祝島を描いた作品。ただ単に「反対」という視点ではなく、祭りの光景も含めて、どういう島なのかがよく伝わってくる。20分ほどの短い作品だけれど、この問題を伝えるには貴重な映像だと思う。

その後、打ち上げ。明日は自分の静岡での上映会。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:18:00