2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2011/7/15 金曜日

クランクアップ/美術展

ここ数日のことを・・。

7月13日 朝、7時半の飛行機に乗って、いざ、熊本へ。昼前にゼロセンターに着く。雷雨にたたられたりしたが、無事、撮影終了。クランクアップ!3・11後、僕の方は色々迷走していたが、とにもかくにも、僕の中では着地した。現実はさらにめまぐるしく進展しているが、僕は区切りをつけた。なお、これまであまり詳しく書いてこなかったのは、ドキュメンタリー映画の場合、映画が完成するまで、上映するまで何があるか分からないからです。完成したらもっと詳しく書けると思う。

7月15日 熊本を後にして、今日は岡山まで。初めて九州新幹線に乗る。8月の終わりに開催される、”朝鮮学校ダイアローグ”という展覧会・美術展に参加することを、昨日決めた。少し前から参加の打診があったのだけど、映画の撮影のこともあり、保留にしていた。けど、僕の中では昨日撮影を終われたと思えたので、美術展への参加を決めた次第。もちろん、映画の方はこれから最後の仕上げが待っているのだけど。美術展に参加するのは、実は久しぶり。「船、山にのぼる」の製作・上映が、映画製作と美術界隈での活動が重なったこともあって、しばらく美術畑での活動はしていなかった。もっとも、単に誘ってくれる人がいなかっただけだけど。今回、岡山の元朝鮮学校での美術展。この日は会場下見。昨年も校内に入ったが、自分が展示をすると思うとまた違った視点で教室が見えてくる。有意義な展示にしたい、と思う。夜は実行員会の方々とのミーティング。

7月15日 朝、妹に迎えに来てもらい、父の墓参り。そうそう岡山には来れないから、墓参り出来るときにしておかないと。昼前に新幹線に乗り東京へ。そのまま事務所に行って、撮影分をパソコンに取り込む。編集したい気持ちを抑えて、今日は取り込みまで。その後帰宅するも、事務的な作業が山積み。にわかに急に忙しくなったが、何か不思議なもので、磁気に引き寄せられるというか、マグマが噴出するというか、いろんなことが重なるものだ。それはそれでいいのだ、と思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 19:40:00