2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2007/12/25 火曜日

クリスマス・イブ/『俺たちフィギュアスケーター』

今日はクリスマス・イブ。だからと言って特別なことは、ない、と思う。

昨日の大掃除の続きを少しして、とりあえず今年の大掃除は終わりかなあ。

午後から渋谷に出かける。一瞬、「チラシを持っていこうか」と思ったが、今日ぐらいはいいか、と妥協。

で、渋谷に行ったのは『俺たちフィギュアスケーター』というバカ映画を見るため。どうも気分的にクリマス・イブに見るような映画が思いつかず、選んだのがこの映画。最近、立て続けにテレビで紹介されたせいか、大混雑。2時半の回を見ようと思ったら満席で、仕方なく4時半の会を見ることに。時間まで、本屋、タワーレコードをぶらぶら。

脱線。タワーレコードに行ったのは、突然ベートーベンの交響曲を聴きたくなったから。何がいいかCDを探していると、店内に「交響詩フィンランディア」が流れてきた。ああ、この曲は中学生の時演奏したことがある思い出深い曲だ。なんのCDかと見てみると、カラヤンのグレイテストヒットとかいう、企画盤。他にも聴きたい曲が結構入っていたので衝動的に購入。

映画はと言うと、これが面白い。まあ、男同士でペアを組み、それもフィギュアスケートだから下ネタに走るのは予想通り。スポ根ものとコメディーって意外と相性がいいし。要はこういう映画こそ、真面目に丁寧に作らないと笑えない、と思う。その点、この映画はきちんと作ってる。僕の一番のツボはクライマックスに流れる「フラッシュ・ゴードンのテーマ」。この曲で笑えるのは僕らぐらいの世代だろうなあ。ちなみに、僕はリアルタイムで『フラッシュ・ゴードン』を見て、クイーンのサントラも持ってました。今はDVDも持ってます。最近は何を勘違いしたか、フジテレビがF1のテーマにして、「何が起きた?」と思ってたのだけど(来年はどうすんの?)、この映画でまたまた爆裂した感じですね。久しぶりに、映画館で拍手が起きるのを聞きました。(映画祭はのぞく。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:02:08

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