2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2009/8/10 月曜日

『富士山頂』

7月に石原裕次郎23回忌とかで放送された『富士山頂』を録画していたので見た。石原裕次郎だけではなく、勝新太郎、渡哲也、山崎努など出演者だけでも豪華。実際に富士山で撮影された映像もダイナミック。富士山頂のレーダードーム建設はプロジェクトXでもやっていたっけ。特別優れた作品、というわけではないが、見ごたえはある。男臭い役者を見ていて、映画『剣岳』は映像は美しいけれど、ドラマも役者も薄かったことを思い出した。両方とも原作は同じ新田次郎。台風が迫っているから見たというわけではまったくないのだが、ある時期までは富士山頂のレーダードームが台風予想にはずいぶん役立ったのだろうなあ、と思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:13:24

2009/8/9 日曜日

「空爆の歴史ー終わらない大量虐殺」

数日前に「空爆の歴史ー終わらない大量虐殺」(荒井信一著)という新書を読み終わった。以前からどうして空からの無差別爆撃が正当化されてきたのか、その流れが気になっていたので、新書という短いボリュームの中に簡潔にまとめてあって読み応えがあった。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:20:42

2009/8/8 土曜日

「牧島如鳩展~神と仏の場所~」

最近は絵を見てど肝を抜かれるということはなかなかないのだけど、今日、見た絵の数々にはど肝を抜かれました。見たのは「牧島如鳩展~神と仏の場所~」という展覧会。難しい名前は、”まきしまにょきゅう”と読むそうだ。たまたま新聞記事を読んで、そこに掲載されていた1枚の絵の小さな写真にただならぬものを感じて見に行った次第。牧島如鳩という人は中央画壇で活躍したような方ではなく、宗教家でどちらかと言えば異端の人なのかもしれません。若い頃にイコン画(日本ではあまりなじみがないですが、ロシア正教で描かれる宗教画と言えば通じるでしょうか)を学んで絵を描き始めるのですが、面白いのは仏教画も並行して描いている点。そして徐々にイコン画と仏教画の世界が混交して、独特な趣の絵を多数描いています。「東洋と西洋の融合」などと書くと分りやすいのですが、そんな単純なものでもない。とにかく、異様に艶めかしい菩薩像だったり、油絵独特のぎらついたタッチだったり、圧倒されます。見ながら頭がくらくらしてきたのは、どこかで見たことがある意匠が、どう見てもそれまで出会ったことのない世界観で描かれると、脳のある部分がしびれるような感覚を覚えるのです。中でも漁業組合の依頼で描かれた「魚籃観音像」という作品は、もう、言葉にならない世界でした。(今でも大漁を祈って小名浜漁業組合にかざってあるそうです。)1975年に亡くなられていて、すでに30年以上経つわけですが、昨年、足利市での展覧会がほとんど初めての大規模な展覧会だったようです。まだまだ知られていない画家というのはいるものです。

未分類 — text by 本田孝義 @ 21:56:55

「Night Game~一夜の出来事~」

今日は夜、「Night Game~一夜の出来事~」という演劇を見に行った。『船、山にのぼる』でナレーションをしていただいた、劇団大樹を主宰されている、川野誠一さんが客演されるとご案内をいただいたのだ。お芝居は、マーチン・ガフという人が書かれたものだそうで、20世紀初頭の大陸横断鉄道の客室が舞台。演劇を見に行って、つい舞台装置が気になったりするのだけど、シンプルなセットながら構造がよく考えられていて、見始めてからすぐ列車に乗って旅をしている雰囲気がよく伝わってきた。この客室にダブルブッキングで乗り合わせることになった男女のお話。「ゲーム」として夫婦を演じることになり、2人のちょっとしたドタバタがおかしい。川野さんはこの男・ダニエル役。どこかうぶで誠実そうな人物像は川野さんによく合ってるなあ、と思った。ほぼ出ずっぱりの二人の演技もとてもよかった。(今回は珍しいトリプルキャストだそうです。他の日は違ったアンサンブルが楽しめるのでしょう。)それにしても、僕は演劇をあまり見ないのだけど、役者の方々の肉体と言いますか存在感と言いますか、いつも感心させられる。今日もそうでしたが、当り前のことですが、目の前に生の存在がある、というのは独特の緊張感があって、ぴんと神経が研ぎ澄まされます。それに比べて、映画というのはどこまでいってもスクリーンの幻影を見ているわけで、不健康で倒錯した行為にも思えたりします。映画が好きっていう人はシャイで屈折しているのかもしれません。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:16:42

2009/8/6 木曜日

打ち合わせ

夜、横浜のBankARTに行って、池田修さんと打ち合わせ。何の打ち合わせかと言いますと、『船、山にのぼる』のDVD化の話。少しフライング気味ですが書いてしまいますと、前から話をしているのは、PHスタジオが「船をつくる話」の本を作るので、DVDもくっつけて出版したい、というもの。僕自身は、単独でDVDを出すよりも、そのほうがふさわしい、と思ったので、その方向でお願いします、となった。そこまではかなり前に決めていたのだけど、なかなか本の製作が進まないこともあり、しばし保留、となっていた。本の進行がどうなるか、まだまだ分らない部分もありますが、この間池田さんと話していたのは、英語版を作りたい、ということ。なぜなら、本を作るとすれば、日本語・英語併記にするから、DVDも英語版が欲しい、とのことだった。じゃあ、英語版を作るにはどのくらいの製作費がかかるのか、具体的なデータを含めて検討したほうがいいと思い、今日、打ち合わせた次第。まだ、どの方向で行くかは決定していないけど、前向きな打ち合わせができたと思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:35:56

2009/8/5 水曜日

頭が痛い・・・

朝起きると頭痛が・・・。最近、時々あるなあ。と思っていたら、物理的なことだけではなく、ちょっと頭を悩ますことがあって、こちらでも頭が痛い・・・。そんな一日。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:05:49

2009/8/4 火曜日

『こつなぎー山を巡る百年物語』

『こつなぎー山を巡る百年物語』というドキュメンタリー映画を試写で見せてもらった。”こつなぎ”というなんとなくかわいらしい名前は、地域の名前で漢字だと「小繋」と書く。岩手県の集落。ここで大正時代から約60年にわたって、山の入会権をめぐって住民と地主が争うこととなり、裁判が起きたり弾圧が起きたりした。この映画は、1960年から取材をしていた3人のジャーナリスト(写真、音声、映像)の意思を受け継ぎ(3人ともすでに他界)中村一夫監督がまとめた作品。とにかく歴史を丹念に掘り起こし、どういう裁判だったのかが克明に描かれ、そして今地域の方々がどう暮らしているのかが描かれる。こういう骨太な作品を字義どおり力作というのだろう。山の入会権からいろんなことを考えさせられる。山で暮らす人々にとって、山に入ることは生きていくことそのもの。それが、近代的な「所有」の概念でつぶされていく。僕は見ながら、今、自分が関心があることと根っこでつながっている、と思ったりしていた。話が飛ぶようだけど、たまたま昨日、「ストリートの思想」という本を読み終わった。僕自身はこの本には若干ひっかかるところがあるのだけど、「この場所って誰のもの?」という問いは、山と都市の違いはあっても、根っこではつながっているかもしれない。この映画は来年、上映が予定されているそうだ。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:38:34

2009/8/3 月曜日

DVD化に向けて

まだ詳細は書けないのだけれど、しばらく止まっていたDVD化の話が急に動きだしそうな気配。とは言え、いくつか解決しなければいけない課題もあり、その辺をどうするか思案中。思案していてもしょうがないので、某所にて相談に乗ってもらう。いい方向にいけばいいのだが・・・。(ちなみに大手からDVDが出るような話ではありません、念のため。それでも僕にとっては一番いい形だと思っています。)

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:25:17

2009/8/2 日曜日

お休み

日曜日。どこにも出かけず。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:34:19

2009/8/1 土曜日

怖い夢

最近見た怖い夢。細部は忘れてしまったのだけど、なんとなくいい雰囲気でぼうっとしていると、突然、誰か知らない人に耳元で大声で「お前が見ているのはヴァーチャルな夢だ!」と言われる。気づいてみると、何かの装置を頭に付けられている。・・・という夢。驚いて目が覚めてしまった。安っぽい設定・装置も含めて、まるでP・Kディックの短編小説のよう。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:29:35

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