2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

« 「センチメンタルな旅 春の旅」/会議会報編集 »

2010/7/19 月曜日

朝鮮学校ダイアローグ/墓参り

2日間、岡山に行っておりました。18日は偶然、東京に来ていた中村智道さんと新幹線で岡山へ。そこから「朝鮮学校ダイアローグ」が開催されている岡山市藤田の旧岡山朝鮮初中級学校へ。僕自身、岡山に居た時は全然接点がなかったので、この学校に行くのは初めて。この展覧会のことを少し前にアーティストの真部剛一さんに聞いていて、実際、開催されるという案内をいただいで、興味を持ったのだった。古い写真などが展示されている部屋を見た後、「ホームタウンホームレス」という真部さんの展示を見る。こちらはホームレスの人と真部さんのコラボレーション。この展示も僕が今興味があることと重なっているので見たかった一つだ。その後、『誰がアボジですか』という短編ドラマを見る。そうこうしているうちにシンポジウムが。この日は、実際に朝鮮学校に通っていた在日コリアンの方々などがパネラー。シンポの後、チャンゴの演奏。よかった。その後、早めに中村さん宅へ。某作品を見せてもらう。大変な労作。一泊泊めてもらう。

19日は、朝から父の墓参り。次はいつ来れるか分からないので、お盆には少し早いが行けるときに行っておこう、と思った次第。妹夫婦と妹の旦那さんのご両親と。バスで再び、岡山に出て展覧会の二日目。昨日見れなかった『朝鮮の子』という1953年のドキュメンタリーを見る。このころのドキュメンタリー独特の非常に高い技術力で作られた作品で感心。その後、もうひとつのシンポを聞く。この日はアートの視点から。今回の展覧会は言わばキックオフ的な要素があり、本格的な展覧会を今後続けたい、そうだ。僕は、展覧会を見て気になっていたことを2つ質問してみた。つい、また出しゃばってしまった・・・。2日間で多くの旧知の方々に会った。東京に住んでいるから岡山で何が出来るわけではないのだけど、まあ、無理をせず、自然に、縁があればまたどこかでクロスすることもあるかもしれない。(次は8月3日に行けるかどうかだ・・・。)学校(藤田)

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:40:55

コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS トラックバック URL

コメントをどうぞ