2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2010/4/27 火曜日

「ダムとわたし」映画祭、3日目

今日は「ダムとわたし」映画祭に行くつもりはなかったのだけど、上映作品よりは上映場所が気になってしまったのだった。今回の映画祭、上映会場がいろんな所で開催されているのも面白いと思う。特に今日、気になったのは上映場所が「ジャズ喫茶 映画館」と書いてある。え、ジャズ喫茶なの?映画館なの?などと思い始めると行ってみたくなった。で、行ってみると看板下には映写機が。中に入ると当然、映写準備は出来ているのだが、いい音でジャズが鳴っている店内には、これまた映写機が、ビュアーが、アリフレックスのカメラはあるし、往年の名画のポスターもあったりして、いい雰囲気。上映前にマスターの吉田さんとお話をすると、やはり吉田さんは(元)映画人でした!こういう所で映画が見れる、というのもこれまた贅沢な時間。今日は2本上映。1本目は「ダムと人びとの生活」。ダムや用水の役割を描いた作品なのだが、舞台は香川県。ある意味、もっとも水不足に悩まされてきた場所だから、水の必要性をこんこんと説明されると、そりゃそうだ、という気になる。僕はあいにく実際はどうなのか、よく分からないのだけど。2本目は「長江悠々」。中国三峡ダムのドキュメンタリー。三峡ダムはとにかくスケールがバカでかいので全く実感が湧かない。何せ、水没者は100万人以上、ダム湖の長さは約600km(東京―名古屋間ぐらい)。三峡ダムの歴史から、1998年現在までの様子を写していた。上映後、しばし皆さんと歓談。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:44:31

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