2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

2008/6/6 金曜日

ブラス(あるいはホーン)

まったくの雑談。

最近、バンドの中にホーンセクションを含むバンドが増えてきた。東京スカパラダイスオーケストラの成功もあってか、スカ系のバンドも多いし、ファンク系のバンドも結構ある。ジャズも多いな。もっとも僕は、どうもスカがあまり好きではないので、聞こうかな、と思いつついつもやめてしまう。舞台では「ブラスト!」もあるし(僕はDVDでしか見ていない)、「ブラス甲子園」なる応援席で演奏される曲を集めた企画ものCDもヒットしたみたい。映画では『ブラブラバンバン』もあった。(もっとも、ブラスの魅力としては『ドラムライン』の方が面白いと思う。)

なんでこんなことを書いたかというと、突然、スペクトラムが聞きたくなったから。70年代末、実質的には2年間しか活動しなかったけど、いまだに「伝説」が語られる日本のブラスロックバンド。和製アースウィンド&ファイヤーなんて言われることも。(本人たちは初期シカゴの影響が強かったようだけど。)(プロレスファンにはいまだにスタンハンセンのテーマのバンド、かな。)小学校の時、好きになってファンクラブまで入っていた。(今のところ唯一。)いわゆるブラスロックって結局、根付かなかったけど、今聞いてもかっこいい、と僕は思う。だから、なかなかホーンが入ったバンドを聞いても、何か物足りないんだよな。

僕はスペクトラムの影響もあって、中学・高校は吹奏楽をやってました。(当時、全国にそういう人がいっぱいいたみたい。)演奏してたのは、ユーフォニウムという、知る人ぞ知る、という楽器でしたけど。

ホーンが入ったかっこいいバンドを聞きたいです。

明日はまつもと市民劇場で上映。どれぐらい人が来てくれるか、楽しみでもあり、不安でもあり。でも、きっと楽しい上映会になると期待してます。松本市で1泊。

未分類 — text by 本田孝義 @ 22:54:45